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親の介護で今すぐ始められること

皆さんこんにちは
新潟県長岡市の産業ケアマネの
川上洋平です



ゴールデンウィーク
いかがお過ごしですか



新潟地方は天気予報によると
連休中はお天気に恵まれて
お出かけ日和になりそうです



さて、連休を利用して実家に
帰省される方
たくさんいらっしゃると思います



そこで、今日は親の介護に備えるために


「久しぶりに両親と会う時にチェックすべきポイント5選!」


としまして



親の介護の予兆を早期に発見するために
必要なことを確認していきましょう!



特に、ご両親が75歳以上の方は
要チェックです!!



それでは、いってみましょう!
チェケラッ!


介護の始まりは突然に⁉

介護は突然始まるとよく言われますが
実は、親の心身の状態や生活環境から
介護が必要な予兆がわかったりします



ズバリ!ポイントはこの5項目です

  • 健康状態

  • 生活リズムと環境

  • 経済状況

  • 物忘れ症状

  • 社会とのつながり


さっそく、事例をもとに確認していきましょう!ヒュイゴー!



ポイント1 健康状態
「父は糖尿病の薬を飲んでいるけれど、食事制限を守っているか」
「母は膝痛があるので、最近は15分以上歩くことが難しくなっている」


確認ポイント
受診に行っているか、薬は忘れずに飲んでいるか
要介護状態になりやすいのは、持病の悪化が原因です


病気のことを直接聞きにくい場合は
「私、この前の健康診断で引っかかっちゃってさ〜」のような
さり気ない会話をきっかけに、医者や薬の話を聞いちゃいましょう



ポイント2 生活リズムと環境
「夜中に何度も起きて熟睡してないし、その分昼間ウトウトしながら過ごしている」
「廊下や部屋の中に物が増えているし、つまづきやすくて転びそう」



確認ポイント
生活習慣やリズムが乱れていると
認知症の進行に影響します
家の段差や滑りやすい床で
転倒→骨折の原因になります



ポイント3 経済状況
「親の年金や貯金、保険の状況を把握しているか」
「貯金通帳や貴重品の保管場所を把握している」



介護の“予兆”とは直接関係ないようですが、介護にはお金が必要です



確認ポイント
親とお金の話をするのは、病気の話と同様に難易度が高いかもしれませんが
ここでも「将来、私たちは年金いくらもらえるんだろ〜」のような
さりげない会話をきっかけにしてみましょう



Point4 物忘れ(認知症)
「最近、母が同じ話を何度も繰り返すようになった」
「自分で番号を調べて電話をかけることがほとんどないようだ」
「今日が何月何日かわかっていない様子がある」



確認ポイント
「忘れっぽくなったな」とか「どうも、少しおかしなことを言っているな」は、認知症の初期症状の可能性があります
早期に専門医にかかることで進行を遅らせることができます



認知症は要介護状態となる原因のうち、現在は最も多い疾患です
80歳以上の4人に1人は認知症というデータもあります



Point5 社会とのつながり
「母が近所の友人と行っていたサークル活動をやめていた」
「去年と比べて、近所の友人とお茶のみや外出の回数が減っている」



確認ポイント
続けていた趣味活動や友人との付き合いがなくなっていたら要注意
買い物には出かけているから大丈夫!?
いえいえ、他者との交流がなければ要注意です!



いかがでしょう
久しぶりに会って当てはまる内容が
2つ以上あれば
そろそろ介護が必要になってくる
“予兆”かもしれません



「うちの親はまだ大丈夫」なんて
他人事として考えているといつの間にか
大変な状況になってしまうこともある



今のうちからできることをはじめて
介護が始まる「その時」に慌てずに済むように



備えておくことが大切です



親の介護について
少し参考になれば幸いです



それでは、みなさん
良い連休をお過ごしください
サンキュー!