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仕事で得た学びを人生で実践したくて会社を辞めました。|とべちゃんのレシピ

こんにちは。とべちゃんの頭の中を書き残すnoteです。

私は今の自分がどこから来たのか、何でできているのかを考えることが好きです。そこで”とべちゃんのレシピ”と題して、これまでの印象的な出来事をよく振り返っています。

私はベンチャー企業で人事と広報の仕事をしています。学生の方と面談する際に、私自身に関するご質問をいただくこともあります。今回は面談でよくいただく質問の答えを書き残します。

とべちゃんあるある質問

私は新卒で食品メーカーに入社し、4年間で営業と人事の仕事を経験しました。その後、会社を退職して韓国 ソウルで留学&ワーホリをしていました。そして現職で再び人事の仕事と、新たに広報の仕事をしています。ちょっぴり変わった経歴なので、そこにご質問をいただくことが多いです。

新卒で入社した会社が、いわゆる有名企業で、社名や商品名を言えば誰もがわかってくれる企業です。なので特に「せっかく入社できたのに何で辞めちゃったの?」という質問が多いです。

なぜ会社を辞めたのか

新卒入社した会社は、幼少期から親しみのある商品をたくさん取り扱っていた憧れの会社でした。内定・入社できたことは私の自慢で、就活は上出来で幕を閉じました。十分な給与・福利厚生、優しく暖かい人、やりがいと成長をくれる仕事の揃った組織を離れるには勇気がいりました。収入が確保できる転職ならまだしも、留学&ワーホリ。自分の未来の生活、キャリアに何の保証もありませんでした。

それでも退職を決意したのにはたくさんの背景があります。今回はその中の一部のお話です。

私が会社を辞めた理由は、

仕事を通じて学んだことを人生で実践してみたかったから です。

どうしようもなく使い物にならなかった私が、何とか生き残るためにサバイバルして得た学びです。

1.自分で考えて決める

仕事の担当者・責任者として意志を持って取り組むこと。誰かに決めてもらうとか、指示してもらうとか、受け身、人ごとでは前に進めません。決めるためには考える必要があり、考えるには深く理解し、向き合うことが必要でした。誰よりも一生懸命考えると当事者意識が芽生えます。当事者意識は情熱と強い意志を作ってくれます。(順序が逆ということもあるかも)意志を持って取り組む仕事は熱狂や感動を与えてくれます。

2.結果を引き受ける覚悟をする

どんな仕事も見通しを立てることができるけど、やってみないと本当の結果はわかりません。失敗することもよくあります。でも、自分が本気で考えたことなら、結果的にそれがうまくいかなかったとしても納得できるものです。歯を食いしばりながら結果を受け止めることも仕事が与えてくれる大切な思い出になります。

3.絶対失敗しないタイミングは一生こない

できることなら何でもできる自分でいたいし、失敗はしたくない。でも、あらゆることが変化し続けるのが仕事です。昨日の正解が今日の正解とは限りません。時間をかけたからといって完璧な仕事ができるわけではありませんでした。むしろ「準備」と言い訳した時間はほとんど無駄だったことの方が多いです。

絶対に失敗しない100%の準備が整う日を待ち続けるより、トライ&エラーで前に進む方がずっと早いです。賢さや戦略性によるところもあると思いますが、私はシンプルに「やってみるしかないし、やればいい」が楽でした。そういうマインドを応援してくれる人も出てきます。

4.どうやったらできるか、前向きに考える

誰にでも簡単にできることはそもそも仕事にならないです。難しい何かを為すからその対価に給与をもらえるのです。物事のできない理由を並べても現状は変わりません。だとしたら、小さな小さな自分の世界から飛び出して、大胆に「どうしたらできるか」を考えてアクションした方が面白いです。アクションすればやはりトライ&エラーでクリアできる時がやってくる。成果が出る。成果が出ると仕事はもっと楽しくなります。

仕事のエッセンスは人生のエッセンスだった

社会人としての生き残りをかけた、使えないとべちゃんのサバイバル生活はたくさんの学びと力を授けてくれました。新卒入社から4年経った私には

「(できるかはわからない!でも)どんな仕事にも挑戦できる」

という筋肉質な自信がつきました。すると次にやってきたのは、

「これって仕事だけじゃなくて、自分の人生にも言えることだよな」

というツッコミでした。

「リスクをとって自分の人生の舵をとってみたい」

そんな気持ちが一気に大きくなりました。

そこで「既定路線を外れるのが次のサバイバル(挑戦)」だと思いました。

自分で考えて決め、結果を引き受ける覚悟をする。

どんなことが起きても、どうやったらできるかだけを考えればいい。

小さな迷いは消えました。

こうして私は大好きでようやく居心地のよくなった組織を離れることを決めました。


以上です。

本日もありがとうございました: )

とべちゃん: )