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あなたの心と体にコロバンダーを。
おはようございます
生命という器の中にある命
その命を生きて
そしてよく生きよく死ぬ
そのことを考え今日も生きている
とある看護師です。
昨日、コロバンダーという装具について
内尾さんの生きた証とともに
記しました。
出逢うべくして出逢うそれが御縁。|命に向き合うとある看護師 (note.com)
![](https://assets.st-note.com/img/1726603897-Yf4NFaW8jlMoB7ngdRVI1bvO.png?width=1200)
人間ってすごいのは、
今じぶんがこれだと思っている能力
それだけでない。
眠ってしまった能力
潜在的に眠っている能力
様々ある。
そこをどうよびさますか。
どう生き抜くかについてをコロバンダーでヒントを得て
記したいと。
1)できないという観念をぬぐうために、患者の声を聴き続けた。
コロバンダーのすごいところは、
私は、その装具をつける方の潜在的な可動域の能力を
最大限引き出そうとしている
そこだと思います。
従来のたくさんの装具も
安定感を保持する関節を固定することでの
脱臼予防などするために大切。
ですが、固定する、安定させるという視点に入ると
患者の今持っている可動域を
活かせない、使えない環境を作ってしまう
それも一理あることなのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1726604499-59G8TeImDJYUqK0h7LwfpjZ6.png)
従来の装具でリハビリをしている中で、
動ける部分が装着され固定されることでのジレンマ
かえって出現するしびれ、疼痛、
~そこについて、地道に、長年その声を聴き、その声に寄り添い
その患者様、患者様の障害に即した
個別性がある装具とリハビリの未来を考えた~
そしてそのできるという想いが
脳の回路を刺激して
ミラクルのように、コロバンダーという発想が生まれた
そこがすごいところです。
池田先生が
患者様の障害、その今ある装具に限界を見出さず
先にある未來を見据えて
イメージしてきっとできると脳に刺激を送ったから
池田先生の大脳に潜在的にあった発明する力
創意工夫する力
そことの脳の神経回路、シナプスがつながり強化され
ふと、アイデアが降り立った。
それがコロバンダーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1726604975-zXJ5OqS7whHFGpkIL8gTnlAR.png?width=1200)
2)発明工夫が持ち上がらないつま先という観念を打ち破る。
そしてそのコロバンダーによって
固定された膝パットと、靴の装具をつなぐ
伸縮性のあるゴムによって
今まで持ち上がらなかったつま先を持ち上げる。
ゴムの柔軟性による原理ではあります。
ですがそれによって
わずかに持っている足底の神経を刺激し
そして、患者様が『もうもちあがらないよ、、』
そう悲しく思い込んでいる
心を変化させていく。
足のつま先をコロバンダーでは、
膝バンドから繋がっている
ゴムによってつま先があがるという経験をすることで
『あがった!つま先があがった』
という感動を感触をずっとできてなかった経験をする。
その経験、感動、喜びの心が
今まで、『できない』その想いから、
『やれるかもしれない』という想いを引き出す
その心と
そして、実際にゴムの収縮で
つま先が動くという麻痺がありながらも
持っている筋肉組織、関節を末端から
可動することでそこを支配する
神経が刺激され
そこの刺激が大脳中枢を刺激して
その人体自身が
『麻痺によって動かない、動かさないと
決めていた神経が動き出す。覚醒する』
そんなことが起きると思います。
3)そして今、これからのリハビリの未来はどうなるか。
今BMI治療という概念が
研究を重ね、医療分野に様々な側面からも進出している。
「脳の柔らかさ」が脳卒中患者に希望をもたらす――念じるとマシンが反応して麻痺した指が動き、繰り返しでマシンなしでも動くように | Think Blog Japan (ibm.com)
脳の持つ「可塑性かそせい」が利用されています。可塑性とは、刺激や経験によって脳の特性が柔軟に変化し、その特性がそのまま定着して機能が再構築される現象のことです。
通常、体を動かそうとすると、脳の中の「運動野」が反応して、運動シグナルを発します。このシグナルが神経を通って筋肉に伝わり、体が動きます。この筋肉の反応や体の動きは脳にフィードバックされ、一連の流れによって、体を動かすために必要な脳の機能が維持されています。
一方、脳卒中により麻痺が生じている患者さんでは、脳の血管が詰まったり破れたりしたことで、運動野から筋肉につながる神経経路が傷ついているため、体を動かそうとしても運動シグナルが筋肉に届かず、動かせない状態です。しかし、脳には可塑性があるため、脳卒中によって傷ついた経路を肩代わりしてくれるような経路(代償経路)を探索します。この代償経路がうまく活性化されれば、運動シグナルが筋肉に届くようになり、手を動かせるようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1726606262-wuK1g6Rymh0TOkA3lEfqGbCn.png)
この原理と同じように
コロバンダーは膝とつま先をつなぐ
ゴムによって
できないという回路とは別の
できるという迂回路を作っている。
それによって
身体が持っている忘れている
できないという観念から
休んでしまった神経と筋肉組織が覚醒する。
ということ、BMIと同じ発想を
靴につけた装具と膝を固定するパットをつなぐ
伸縮性のあるゴムでやってのけているということでもあるとも
考えられるのです。
4)あなたの脳はあなたが思ってるよりあなたのオーダー(やりたい、私もできる)を待っている。
あなたが携えている身体と脳
それはまだ未知で、これからもまだ確定はしません。
身体は宇宙の一部。
だから、未知。
だからこそ
あなたの心に
コロバンダーの原理をとりつけませんか。
できないという思い込み
それが、潜在的にできること、眠っていることを
覚醒させずに
そしてさらに
できない自分を認識し
できない自分を作り上げてしまう。
大丈夫、
できる。
生き抜ける。
それを楽しく
そして面白く
発明工夫の視点で、
想い続ける。
その中でコロバンダーのようにBMIのように
あなたの脳とあなたの能力
あなたの脳、心とあなたの運、御縁、
それがかわってくる。
そんなことも考えられます
次回はそんな記事を書いていきます。
~今日は、30年にわたる
友達の発症を目の前にして
何もできなかったと思ったくやしさを
力に変えて、
発明工夫したコロバンダーと池田先生の創意工夫の発想から
脳と心、脳と身体の回路の可能性について
少し記しました。
今日もまず口角を笑顔で顔をあげて
いってきましょう!
そうすることで、あなたの脳が刺激され
あなたの心が刺激され
そしてあなたの身体とあなたの人生が
変化する。
私もいってきます!!