人材アセスメントについて調べてみました。
こちらの記事で人材アセスメントという言葉が出てきたので調べてみました。
能力の数値化ができるというのは非常に有用ですね。
職場でほしい能力や、本人が気づいていない能力の発見にもつながりそうです。
既に多くの組織で採用されているという事ですが、介護業界ではどのていど採用や人材育成で活用されているのでしょうか・・・
少なくとも当社では採用していません。
経営は人事が7割、という事をおっしゃる経営者の方もおられますし、今後の人材不足を考えると、今いる人材で最大限の成果を出す、というのは最も必要な対策だと思います。
一定の評価軸と客観的な評価、そして適材適所の人事と昇格、これらは本当に介護業界でも求められていると思います。
本当に個人のレベルをどこまで重要視できるかは大切と思います。
画一的な教育は、基礎的な座学等では有効かもしれませんが、介護は現場での実践が質であり顧客満足度に直結しますので、人のQOLを高めるという無限に広がる可能性にアプローチする仕事ですから、それを指導育成するシステムも実践と状況に応じ、個々の能力や生活に対応できるような個別の育成が重要と考えています。
個別ケアが注目されてきているように、個別ケアの実践を担う職員にも個別の指導育成を受けさせるというステップが実はとっても重要な要素なのではないかと思っています。
多様性を認めるというのはそこかしこで目にするようになりましたね。
当たり前のように認め合える職場づくりが急がれますし、それが出来ていなければそもそも生き残れそうにない世の中になりそうですね。
個性や長所を理解しあえるチームでそれぞれの視野が広がれば、足の引っ張り合いとかもなくなっていきそうですよね。
人材育成を実施している方が生産性も高くなる傾向がある、というのは証明されているみたいですね。
人材育成への投資は必須の課題ですよね。
このデータは重要なんじゃないでしょうか。
日本は生産性が低い、というのはずっと言われ続けてきたように思いますので、その原因の一つが能力開発への投資に資金が使われていないという事であれば、日本には資源がなく勤勉で働き者の労働者が資源でもあると思うのですが、そういう資源を伸ばすという事をやってこなかったから生産性が伸びないという事も言えそうです。
育成への投資が離職率にもつながっているというのも興味深いですね。
若い世代はきっと自分のキャリアについてはちゃんと描いていると思うので、そういう目標や将来の到達を示せないのであれば、ここで経験を積んでも仕方ない、と思われてもしょうがないと思います。
僕自身も自分が望むキャリアと実際に会社が用意したポストが全然違ったので、やはりそういう本人がどういうキャリアプランを持っているのかをきちんと共有した上で、キャリアアップも検討してもらえないとミスマッチはどんどん多くなってしまうのではないかなぁ、と思います。
介護業界でも、このような仕組みは必要ですよね。
今は資格でいろいろ評価されますが、きっとそうじゃないと思うんです。
キャリアアップと収入アップは連動しないといけないので、やはりどんな事ができるか、という能力による評価システムとそれに伴うキャリアアップの仕組みづくりは重要ですよね。
そして、そういう仕組みの中で適切に指導を行う事で、バーンアウト等も防いでいけそうに思います。
すでに、変な人でなければ採用、という状況になっている介護事業所は多いと思いますが、それで双方にダメージがあるケースは多いと思います。
適材適所の配置ができればそれにこした事はないのですが、現場で育て上げる覚悟がなければ、誰でも育成する、というのは非常にハードルが高いと思っています。
まずは人材アセスメントという視点やツールを活用して個々と組織を分析する必要がありそうですね。
なんとなくやってきた事を、しっかりと説明できるようにしていく。
これって介護の現場でもずっと言われてきた事ですよね。
根拠のあるケアをしよう。
育成も同じですよね、根拠のある指導をしよう。
自分が指導した内容について、きちんと説明できないとだめですよね。
既に介護現場で実践してきた根拠を説明できるケアの実践が、こういう指導育成の場面でも役に立つだろうな、と思いました。
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