介護を支える介護職員。
昨日はお休みだったんですが急な会議で夕方まで職場のパソコンからテレビ会議に参加してました。
やはり休みで参加する会議は身が入りませんね(笑)
今度からちゃんと勤務にして参加するようにします。
そして今日は予定されていた会議(昨日のとは別)が延期されたのでお昼からフリーになったので、やろうと思えば仕事はいくつでもあるんですが、思い切って午後からお休みを貰って帰ってきました。
まぁ休みにしても特に何をするわけでもなくいつもより早い時間からランニングに出掛けてまだ秋の景色が残る山や河川敷の景色を楽しみながら6kmほど走ってきました。
昨日も天気がよかったので6km走ったので、久しぶりに連日のランニングができました。疲れました(笑)
いよいよ冬到来で寒くなって来たのと、仕事から帰るともう真っ暗な上に寒いので中々走りに出かける気にならなかったんですが、やっぱりある程度身体を動かすと気持ちいいですね。
今日は、走りながら介護職不足が確実なこれから先の介護業界と、僕自身がやりたい事についていろいろ考えてみました。
今後、政府の政策等で介護職の給与の改善はもしかしたらすすむかもしれませんが、果たしてそれだけで介護職が増えるだろうか。
そもそも日本全体で労働人口が減少していく中で、どの産業でも人手不足になるのは確実なのに、介護職が増えるとは到底思えないんですよね。残念ながら。
その上で若手不足、後継者不足です。
特に訪問介護の事業所の職員の高齢化は深刻で、僕が知ってる複数の地域で職員不足、職員の高齢化で訪問介護事業所が閉鎖したり、系列法人の入所施設へ異動になったりで閉鎖したりしています。
若手が頑張っている訪問介護事業所もあるので、本当に頑張って事業継続してほしいですが、地域のニーズを網羅できるほどのマンパワーは得られないと思うので本当に心配です。
政府は一定の研修を受けた無資者やシニア世代を訪問介護事業の人材不足の一助にしようと検討しているようですが、訪問介護は本当に専門性の高い仕事な上に一対一のサービス提供ですから、さまざまな面で難しさがあります。
それが後継者育成が難しかった原因でもあるし、若手職員の確保が進んでこなかった原因でもあると思うので何とも言えませんが、これからは施設の介護職員だって不足するので、施設入所も難しくなっていくと思うので、自宅でサービスを提供できる訪問介護サービスが介護サービスの最後の砦になる可能性もあります。
施設には定員がありますが、在宅には定員はありませんから。
そこのサービスが今まさに空洞化しそうな状況なんです。
なので僕も独立するつもりでいろいろ準備していますが、訪問介護は事業展開する上で主軸の事業にするつもりなんですが、そもそも成り手のない介護職員をどう確保するか。訪問介護は厚労省も専門性が高いので無資格ではできないサービスですから、有資格者を確保する必要があります。
求人を出せばある程度応募はあるかもしれませんが、業界全体を考えると、現職が転職する構図は良くないと思っています。
そもそも人手不足の介護業界ですから、新たな事業展開をするのであれば、純粋に介護業界で働く介護職員を増やしたいんです。
なので、子育てやいろんな理由で一度現場を離れた人たちと一緒にそういう事業展開をしたいと考えていて、今少しずつ考えを練っている所です。
もう一つやりたいのが養成所みたいな施設です。
これはデイサービスやグループホームや小規模多機能のような施設で実習もしながらいろいろ学べる仕組みをつくりたいんです。単にスキルアップとかではなくて、なんか疲れた時に気軽に参加できて元気になれるようなそんな施設ですね。
こっちはまだまだイメージしか持ててないですが、これはこれ単独で運営が成り立つような仕組みも少し考えています。
同時に必要だと思っているのが、介護業界には看護師の養成過程のような統一されたカリキュラムがなくて、それが今の介護福祉士や介護職全体の評価の低さにつながっていると思っていて、それをなんとかできないかということです。
必要最低限必要な理念やスキルを学習して、ちゃんと実践できるレベルまで引き上げて現場に送り出す、それぞれの個性に合わせた職場を紹介できる、もっと贅沢を言えば、その人にあう上司や、その人の潜在能力をもっと引き出せる上司の元に送り出してあげれるような仕組みづくりをしたいなぁ、なんて夢をみています。
そのためにも僕自身がもっともっと勉強して努力していかなきゃだめだな、と思いつつ、へとへとに息切れしてランニングから帰ってきました。
いつか夢をカタチに。
そのためにも今の足元の一歩一歩がとても大切だと感じています。
焦って出した一歩があまり良くない結果につかながる事はこれまでの沢山の失敗から学んでいるので、ここは慎重に今できる事をやれるだけやる事が大切と思って日々精進していて、このnoteでいろんな方の記事に触れる事で毎日沢山の学びを得られています。ほんとにありがたいです。