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越えられない壁はない。

失敗も諦めなければ成功に繋がると言う話なんですが、僕自身もともとそう思ってた訳ではなく、そう思えるようになったきっかけがあった訳で、今日はその事を振り返りたいなと思います。

僕もそうなんですが人間って基本的には精神的に弱いものだと思ってるんです。低い方に流されやすいとか、楽をしたいとか。
常に頑張り続けるのは本当にキツいと思いますし、僕自身日々の仕事は頑張ってるつもりですが、それでも頑張りきれない日もあります。
でも、そういう日もあっていいと思いますし、それはそれで自分のそういう状態を認めてあげなければしんどいだけだと思います。

仕事は通常で120%、頑張って150%を出し切る意気込みで向かい合いますが、結果100%でもそれ以下でも、それはそれでよしとして引きずらないように心がけています。
わざと手を抜かない限りはそれがその時出し切れる最高値なんだと思うようにしています。

完璧な人間なんていませんし、人生をかけて最後まで学び成長するものだと思っていますので、今日より明日が、今よりも少しでも高みであればいいなと思います。

僕はそんな感じで自分にも甘いので、他人にも甘いです。
そんな日もあるよね、という感じで受け止めます。
ただし、わざと手を抜いているのはダメです。
だいたい見てたらわかります。
感覚的ですけど、そういう人って何でもまずは言い訳する傾向が強いと思います。誤魔化しても意味がないので、そういう自分を認めてあげたら成長できそうなものなのにそれを認められないから言い訳してしまうのかなぁ、なんて思って指導しています。

たとえば自分は手を抜いていないつもりだったとしても、他人から見たらそう見えた訳で、それは客観的な評価なので素直に受け止めた上で次に活かすべきだと思います。
そういうの、言ってもらえてるうちがチャンスだと思います。何も言われなくなったら終わりですよ。よほど自分を冷静に客観的に評価できない限り裸の王様になってしまいます。
何を言っても無駄だと諦められてしまう事は、チームにとってもよくありませんから。

そういう意味では、役職がつくとあまり指摘されなくなるので困りものです。
なのであまり空気が読めないズケズケと何でもいう職員の言う事は大切にしています。たまにイラッとしますが、そのイラッとする感情って、どこか痛いところをつかれた感から発生してるものだと思うので、イラっとした時の指摘については、きちんと自分なりに振り返って改善する努力を続けています。しんどい時もありますけど(笑)

さて、自分に立ちはだかる壁の話ですが、僕は一度だけチーム作りに限界を感じで異動希望を出した事があります。
まだリーダーになって数年で2箇所目の事業所でしたが、チーム内に出来ていた派閥の関係性をうまくコントロールできず、まだ自分の力量不足も痛感していたので自信を喪失してこれ以上このチームを引っ張れないと諦めてしまったんです。

結局、別の事業所に移っても同じ課題にぶち当たりました(笑)
なんなら以前の職場の派閥抗争の方がマシなくらいで(笑)

越えられない壁キター!って泣きそうになりましたが、これはもう僕の人生の中で乗り越えなきゃならない課題なんだと割り切って立ち向かうようにしました。

他人を変える事は出来ない事にこの時はまだ気づいて無くて四苦八苦しましたが、いろいろな利害関係がある中でも事業所の理念に沿った対応、理念を根拠にした選択をするよう徹底的に指導しました。ルールを明確にする事で同じ方向を向かせた訳ですが、当時がむしゃらにやってた僕はこの事には気づかずにやってました。
結果として3年目からチームの連携がうまくいくようになり、派閥抗争的な物事が表面化した問題になる事はなくなりました。
まぁそもそもちゃんと仕事しようよって話なんですけどね(笑)

前の職場では、そこがうまくいかなかったので心が折れて諦めたんですが、同じ事でまた諦めるのだけは絶対に嫌だったので必死であれこれやってみました。
沢山の失敗を繰り返し、この方法ばダメ、このやり方もダメ、あれもダメ、それもダメ(笑)
それでもこの課題を解決するために諦めずに色々試していく中で理論立ててやった訳ではありませんでしたが、それなりに効果のある方法が見つかって当時の僕としては、壁を乗り越えた感を感じる事ができました。

多分、これを読んでくださってるみなさんも同じような課題にぶち当たって乗り越えられない経験はあると思います。
不思議とそういう課題って追いかけてくるような気がするんですよね(笑)

なので、難しい課題に直面した時は、どうせ逃げても追っかけてくるんだからここで迎え撃つ!という気持ちで対処しています。

たまに寝て起きてやってみたら簡単に解決できたりする事もあるんですよね、あれって何なんでしょうね(笑)

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