『まてに』・・・という言葉の紹介です。
今日は、午前中に3件の派遣があり、それぞれ起床からデイサービスの送り出し準備の身体介護、お掃除の生活援助、お買い物の代行とバラエティ豊かな内容でした。
そんな仕事の最中に、聞いたことの無い言葉を聞いたので午後に事務所に戻った時に事務所にいた職員に聞いた所、“丁寧な“、というような意味がある言葉だそうで、何となく褒めてくれてるんだなぁと思ってはいましたが、やっぱりそうかと思うと嬉しくなりましたので、ちゃんと調べてみました。
掃除をしてる時やお買い物の後に買い物袋の端を揃えて畳んでいる時に言われたのが、
『そんなまてにしてくれて・・・』
『そんなまてにせんでも・・・』
という感じです。
聞いた時は、そんな事までしなくてもいいよ、みたいなニュアンスで受け取って対応しましたが、その場でどう言う意味ですか?と聞くのもなんか微妙な感じがしたので、そうですか?大丈夫ですよ〜と返してました。
こういう言葉を調べないと“方言ナビ“なんてサイトがあるのも知らなかったので意外な繋がりは楽しいですね。
北海道だけではなく他の地域でも使われているみたいなので、もともとは宮城や福島、茨城、長野で使われていた方言なのかもしれません。
北海道はいろんな地域からの移住者が多いので、いろんな方言と出会う事ができますが、それも高齢者介護の現場だからかもしれません。中には何をおっしゃってるのか聞き取りにくい青森出身の方もおられました。
北海道に来てびっくりした言葉は、モノを捨てる事を『なげる』と表現する事ですね。
ゴミ投げ、雪投げ、よく聞く言葉になりました。
初めて北海道の職場に着任した時に、不要な書類を手渡されて、“なげといて“と言われた時は、???となりましたね。
投げんの?って。
関西なら、どこに投げんねん!って突っ込んでた所ですが、そんな文化もなさそうな北海道なので空気を読んで、はい、と言ってしばらく自分の手元に置いておきました。
あとは、鍵の事を“じょっぴん“とか、鍵をかける事を“じょっぴんかる“とか、最初は慣れませんでした。
有名なのは“なまら“でしょうか、とてもって意味ですよね。
僕も北海道に馴染むために“なまら“くらいは使いこなせないと、と思って使う練習をしましたが10年以上北海道に住んでいますがまだ自然に使えません。“めっちゃ“って出ちゃいます。
そう、関西弁って強いのか中々抜けないというか、どうも周りに感染してしまう効果があるようで、一緒に仕事してると周りの職員がちょっとずつ関西弁っぽくなってくるのが不思議です。
僕はそこまでバリバリの関西弁じゃないんですけどね。京都よりの北摂の生まれですのでまだ優しげな関西弁だと思っています。
ちょっと面白い記事があったので紹介しといます。
興味があれば見てみてくださいませ。
そうそう、僕は自分では標準語で喋っているつもりなんですけど、担当者会議や外部研修とか支援の場では、よく関西の方ですか?とバレてしまう事が多いです。
不思議です。