味の素は、たまごかけご飯でいつもお世話になっています。
味の素のV字回復ってあるので業績が悪化していたんですね、知らなかったのでちょっとびっくりです。
回復のために人財投資、という内容なので興味があったので紹介します。
パーパス経営とDX、よく聞く単語ですね。
やはりこれからの経営の中で重要な要素なんだろうと思います。
あー、すごく分かる気がします。
コロナという環境変化に対応できない組織の多くがこのような状況になっているのではないかと思います。
意見が出る会議がそもそも少ないので、ガチの議論って会社の会議でほとんど経験ありません。介護業界だからかなぁ・・・。
他人と違う意見を言っても反論されるというよりもスルーされる事が多かったです。
なので、事前に全てレールの上に乗せられた会議だと思ったので会議というのは一定のセレモニー的なものなんだろう、と思うようにしました。
みんなで決めたよ、というアリバイ作りというか、嫌な言い方ですけどそんな感じです。
これ、本当にあるあるだと思います。
中長期計画があっても無いようなもので、新しい計画を立てる時に失敗の原因追及はしてない感じがします。
ちなみに、北海道に着任していきなり管理者だったので中長期計画を見て、デイサービスでしたが、日曜日の営業拡大、という目標があったので2年越しで実現させたんですけど、それによって働き方が変わるので辞めてしまう職員も複数でてチームが崩れた事もあるんですけど、計画通りやったんですが、数年後僕が異動で抜けた後に何で日曜やってんの?みたいな事を言われたとかいう話を聞いて、こういう想いは一層強くなりましたね。
立てた計画通りやってんのに理解してもらえないというのは意味が分かりませんでしたね。
今の会社でも経営が上向かない事業所についてはプロジェクトを立ち上げて本部の介入もありながら色々方向性を決めてやってますが、いつも疑問というか不思議に思うのが、そのプロジェクトに現場職員が一切入ってない事なんですよね。管理者クラスだけでプロジェクトをしているわけです。
それでもいいとは思いますけど、介護事業でサービスを売っているのは現場の職員なので、そういう大事な所の空気感なりを現場の職員が直接肌で感じて、その場で疑問や質問をちゃんとぶつけられる事が重要なんじゃないかなぁ、と思うんですよね。
結局、プロジェクトで決めた事も実際は現場職員の理解を得られずに軌道に乗るのに時間がかかったりするケースが多いように思いました。
やはりポジティブな方向に意識が向くと成長するみたいですね。
組織文化の向上というのは変革に絶対的に必要な要素という事です。
介護現場レベルからポジティブな組織にしていく事が重要という事かと思いました。
パーパスとは、存在意義という意味とのことです。
やはり目標を現場レベルまで一致させるというのは非常に重要ですね。
それが出来ないと経営改革はできないという事でしょう。
ですね、いくら正しい提案をしても、これまでやってきた事を変えるというのは非常に大きな抵抗にあいます。
ですので、現場レベルで一緒に考えた、現場レベルで自分たちで変える、自分たちで新しい事に取り組んだ、という実感が必要なんだと思います。
そのためには、上で勝手に検討した事を下に命令するだけではうまく行きませんので、こういう組織文化の向上をして自分たちも役にたっている、という実感がないとダメなんだと思います。
上から決められた事に変えられただけでは、自分たちがいままでやってきた事が全否定されたような感覚になってしまいますよね。
それが例え外から見て不合理で非効率だったとしても、当の本人たちは頑張って取り組んできていたわけですから、そこをちゃんと見ておかないとダメだと思います。
目標は高い方がいいですよね、出来ようが出来まいが、自分たちは高い所に向かって挑戦している、という認識は強いと思います。
一社だけで何とかする、という事ではなくて連携して乗り切る、という発想も大切ですよね。
こういうの、介護業界でも必要と思います。
介護業界でもこういう流れになっていくのでしょう。
たぶん・・・。
将来の介護現場について、こういう話を介護職員と議論していく必要もあると思います。
そのためにも、あまり既成概念に固執しない若手の意見は本当に重要だと思っています。
こういう取り組みって介護業界にも必要だと思うんですよね、厚労省でこういう研修とかしてくれませんかね。
企業努力では介護事業所には限界があると思います。
やはりチーム全員が意見を出し合えている事の強みは大きいですね。
介護の現場だとなかなか目標設定とかも難しいですよね、難しく考えないで何でも良さそうですけど、そこを組織目標をリンクさせるには、しっかりとした上司のサポートやアドバイスなども必要ですよね。
自分事化する部分の難しい原因が、こういう所にあるのかもしれません。
介護職が苦手にしてそうな事のオンパレードな気もしますね、そういう部分からの変革も必要なのかもしれません。
社内SNSは活用すべきですよね、これは取り入れやすいので何等かの工夫をしたいなぁと思っています。
人財への投資は、一過性ではかくて継続的に、という事ですね。
どんどんと成長する、そういう道筋を作るのが重要で、介護職がそれをどのように日々のケアの中で実感できるかどうか、そこも重要な課題ですよね。
単にデジタルや機械、便利な道具を導入して終わりではなく、それが目的ではなくてそれを手段として組織を高めていく、職員エンゲージメントを高めていく事で、組織全体が変化に強くなる、対応できるようになる、という事だと思いました。
そのための学習や、職員個人のアウトプットの機会も非常に重要なんだと思いました。
気が付いたら手段が目的になってそうな事なので、大いに気を付けていきたいと思いました。