離職率の低下、理由トップは良い人間関係 有効な施策に柔軟な働き方も=介護労働実態調査・・・という記事の紹介です。
さすがに介護労働実態調査のニュースが連日出てきますね。
有難いです。
資料を読み込めばいいんですけど、そこまで余裕ないのでこうしてまとめてくれている記事は本当にありがたいです。
上記写真が当該資料をA4用紙で印刷した物です。
いやぁ、ギリギリ見えますけど・・・。
こんなに細かいと他の資料も目を通そうかとか思えないんですよね。
離職率の低下は大きなニュースでしたが、その原因とか興味ありますのでこちらの記事はドンピシャの内容でした。
そして理由は単純でした。
これまで離職率の上位トップに君臨してきた”職場の人間関係の悪さ”の逆張りをした取り組みが功を奏しています。
・・・いや、当たり前といえば当たり前なんですけど、これずっと課題だったのがようやく改善されてきた、という事になります。
まぁしかし、介護職の同僚や部下、あるいは上司に対する思いやりの無さは本当にひどいモノを感じた事もありますし、そういう人が利用者さんに適切に対応できるかというと疑問符がついて当然なんですよね。
なので職場の人間関係の悪さはサービスの質やパフォーマンスにも直結しているので、解決すべき課題のトップなんですよね。
そういう意味でも、職場の心理的安全性が注目されてしばらくしますが、ようやく介護現場にも浸透してきたのだろうと思いますし、多くの現場でリーダー層の育成や教育が整ってきた、という事になるのかもしれません。
これも重要ですね。
どうしても子育てや介護に家事の両立をしている方が多い介護現場ですから、本人が働きやすいルールを作っていかないとそもそも働きにくいです。
こういう柔軟な働き方に対応できる職場が増えた事も喜ばしい事ですね。
子どもの預け先や子育てに関係する内容が多いですね。
柔軟なシフトの見直しも子育て世代にはありがたいです。
そうした対応をしたとしても、お互い様だよね、という感じでチームでそれぞれが支えあっている現場が想像できます。
一方でうまく行かないチームというのは、こういう対応をすると不平不満が出てしまうんですよね。
自分たちはそんな事をしてもらえなかったとか、そこまでする必要ない、とか。それで働き手がこなくて自分たちの首を自分でしめている事にも無自覚だったりしてイチイチ説明して理解を求めるのも苦労した覚えがありますが、根気よくやっても中々腹落ちしてもらえないんですよね、こういう価値観の人って。
なので、結果としてはそういう人が居ずらい環境にして、そういう人が逆に働きにくい状態にして出て行ってもらう、というのが僕の中での最適解になっています。
チーム全体の利益を長期的な目線で見れて、それを互いに守れて互いを尊重して互いに助け合える人を残す感じですね。
こういう場合、人員が減ってもチームの目標が同じ方向を向いているので乗り越えられるケースが圧倒的に多かったですね。
このあたりも最近よく目にするリーダー論では良く指摘されている内容なので、そういう職場づくりがどんどん進んで浸透しているのもうかがえます。
さぁ、介護現場は今なら働きやすくて処遇もなかなかよくなっていて、本当に面白い仕事なので、もし興味があれば思い切って飛び込んでみてください。
ウチの事業所でも募集してますよ~😊