焦らずゆっくり丁寧に。
今日は久しぶりに入浴の脱衣と誘導の担当でした。
本日の利用者さまは合計16人、当デイは洗い場は3つに個浴槽が3つなので割とバンバン誘導してもなんとでもなるんですが、コロナ禍の運営で密を避けるために脱衣所の椅子の間隔を大きくとるようにしたため、脱衣所には最大4人しか常駐できない状態です。
なので、それぞれ利用者さんのペースや介護量をうまく組み合わせて詰まらぬように上手く流れるように工夫しないと時間内にお風呂を済ませる事はできません。
早く入りたい人もいれば遅めが良い人もいるし、その日の体調もよくみながら判断するので、個人的には入浴介助の中でも難しい部類の仕事だと思っています。
なので、普段からあんまり現場には入らない立場の僕は、普通なら浴室内の担当が多いんですが、今日はそんな誘導と脱衣室の担当でしたので、久しぶりに緊張とワクワクで楽しかったです。
この担当は、下手をすれば思い通りにいかないので仕事が雑になったり無理な介助をしてしまうので、常に焦らずにペースを合わせて対応が必要です。
15人を超えてくるとちょっとキツイ感じですが、今日は16人で、要介護5の全介助の方もおられます。
良い緊張感で仕事ができました(笑)
今日は最後にその要介護5の方の介助で締めくくって11時半過ぎには入浴介助を終える事ができました。
その方の着衣介助を終えてデイホールに案内する際にこう言ってもらえました。
『今日は丁寧にいろいろと助けてくれてありがとう。』
麻痺もあって聞き取りにくい言葉でしたが、近くにいた浴室内担当の職員にもはっきり聞こえる言葉でした。
午前のこの仕事だけで7000歩も歩いてましたが疲れもなにもかも吹き飛ぶありがたい言葉でした。
介護職冥利に尽きる言葉です。
たまにしかじっくり現場には入れませんが、これがあるので現場からは離れたくないんですよね。
やっぱり現場が1番です。