昨日は、うりも兄さん主催の”noteボクらの時代 介護編”に参加させてもらいました。
そうそうたるメンバーだったので、緊張しっぱなしの時間でした。
でも、いろいろ話せて楽しかったです。
詳細は後日うりも兄さんが記事にしてくれると思いますが、さっそくきれいごとさんが紹介してくれいていたので、そちらの記事を紹介します。
雰囲気とか伝わると思いますので。
そんなわけで昨日は中々寝付けない夜を過ごしました。
寝不足でしたが充実した1日になり、週末の開設準備にも気合が入る今日この頃です。
昨日の企画での話の内容でもちょっと出た感じの記事がありましたので、今日はそちらを紹介します。
この報道は、僕も聞いていて、『ほんとに??』と思っていました。
たしかに怒られない環境というのは、よほど能力がないと緊張感を維持できないと思いますし、本当に指導されてる?とか、不安になると思います。
ただ、自分としても褒めて伸ばす方へかなりシフトしてきたので、ちょっと戸惑うニュースだな、と思っていました。
ちゃんと目の前の職員を見ていて、その人に合った指導方法を選択して対応すればいい話なので、指導者側が画一的な指導方法を行うという事では、やはりミスマッチが起こりますから、ちゃんとその人本人を見ているか、というのが重要じゃないかなぁと思います。
これは身も蓋もない・・・。
・・・ほんとだ・・・
あぁ・・・こういう事いっぱい言われました、退職の理由で。
上司の立場で言い訳をさせてもらうと、まだそのタイミングじゃなかったり、いい経験を積まそうと思ってしてもらってた仕事だったり・・・いろいろあるんですけど、そういうミスマッチやコミュニケーション不足が原因である事には間違いとは思います。
本当にそうなんですよ、これは本当に。
環境を整えた中で、どこまで自己研鑽できるか。
今までは環境を言い訳にできていたけど、これからは整った環境になるわけですから、そういう意味ではより職員一人ひとりの性質が浮き彫りになっていくのではないかと思います。
頭で考える事が先行して行動に移さない人が多いと思います。
やってみたらいいのに・・・と思う事は多々ありますし、失敗してもいいやん、と思うんですけど、そういう人って失敗を極度に怖がりますね。
ただ、介護現場で実際に見てきた中では、介護現場では失敗を許さない風潮がありますので、現場の介護職が委縮してしまう構図になってしまうのは仕方ないとは思うんですけど、それでも上司である僕が失敗していいからやってみれ、と言ってもやらない職員は多かったです。
(信頼されてなかった可能性はありますが・・・)
この話、似たような事を大愚和尚も指摘されていました。
このライン引きがマネジメントする上で重要なポイントじゃないかと思っています。会社や上司が何でもしてくれる、教えてくれる。
ある程度までは併走するのは当然としても、一定のレベルまで育ったらそこから先は自分で工夫したり努力したりしないとダメだと思っています。
じゃないと、その人ってその上司を超えれないじゃないですか。
せっかく指導して育成しているのに、自分を超える存在になってもらわないと教え甲斐もありません。
いろんな指導や先輩の所作などを吸収して、その人なりに昇華していく過程で成長していく。
僕らが出来なかった事を、これからの世代が難なくやってのける。
そういうのが良いな、と思っています。
最近の若い世代は、こういう感覚の人が増えているんじゃないかなぁ、なんて思いますが、あまり若い世代と接点がないのでなんとも言えませんね・・・。
たしかに社会人として育ててくれる、という感覚はあるのかもしれませんし、介護業界だとそれはもっと顕著なのかもしれません。
そして、介護業界では若い世代ではなく全世代的にそんな感覚が蔓延しているような気もします。
これは知らなかったですね。
国策としてやってた影響なんだ・・・。
てっきり日本人気質なのかと思ってました。
定着率が低いってのはずっと昔からある事だったんですね・・・。
しかし、国策でうまくいってた流れがあって、それが通用しない状況になって労働生産性も低下している状況を考えると、これから本当にどうなるのか微妙に不安ですね。
とりあえず3年は経験しないと本質的な事が見えてこないよ、なんて事はよく言って聞かせた経験があります・・・。
正直、僕自身も転職や退職という選択肢は軽いものではなかったので、こういう歴史的な教育の流れで思考そのものが作られてきたのかなぁ・・・なんて思います。まぁ、それが嫌だとかは思ってませんけどね。
いろんな考え方があっていいと思いますし、無理をして働けなくなってしまう仲間も見てきたので、そこまでして頑張る必要はないと思っています。
人口減少の影響は本当に大きいと思います。
人が多い方が強いに決まってます。
だから出産・子育てや育児、教育という分野の質を高めていく事は非常に重要だと思っています。
これからどんどん人口が減少していくので、どう考えても経済も縮小していきますよね。
今まで当たり前に出来ていた事が出来なくなる時代が目の前に迫っていて、本当にどうなっていくんでしょうね・・・。
若い世代も結果や成果を感じられないとやる気が出ないというか、なんでムダな努力してるの?って思っている人が多いと思うんですよね。
だから色々不満や文句が出る。
そういう状況を改善しようとせずに、今までこうだったから・・・という思考停止の判断や行動が共感を得られないというか、離職したくなる理由なんじゃないでしょうか。
これからの人口減少でとんでもない事になるのに、もっと簡単に出来る事は簡単にして楽を出来る所は楽をしないと生き残れないのではないか。
そういう事を無意識にでも感じ取っているのかもしれません。
本当にこれから先は、ムダな事なぞやっている暇なんてない状況になると思いますので、DXやICTで仕事内容を簡略化できる所は簡略化する、機械化できることろは機械化する、そういう事をしていないと若い世代から見向きもされないのではないかと思ってしまいます。