介護福祉士会の研修に参加してきました。
昨日は歌志内での会議で、その後旭川に一泊して今日の会場のある北見に向かいました。
旭川から北見に向かうには、北ルート(遠軽経由で北見の北から入るルート)と石北峠を越えて留辺蘂を経由して北見に入るルートがあるようで、ナビだと北ルートがおすすめのようでした。
どうやら無料の高速道路があって走りやすそうで、佐呂間付近まで整備されているようです。
一方で留辺蘂に抜ける道は峠を越えるので、積雪のあるこの時期は不安だったので行きは北ルートで向かうことにしました。
朝7時過ぎに出発し、途中で休憩しましたが北見の研修会場には12時半頃に到着しました。
13時からの研修には余裕をもって間に合いましたが、意外とギリギリでした。
もっと意外だったのが、遠軽の白滝という地域から雪がなくなり、北見でも雪がなかった事です。
登別では結構吹雪いたりしていたので、北海道の北の端に近い北見や白滝、佐呂間で雪が積もってないとは思ってなかったのでびっくりでした。寒さは格別でしたけど。
研修は2部構成で、一部はハラスメント。
二部は、薬膳と介護、というテーマでした。
ハラスメントでは、当然ですが相手がどう受け取ったかが重要である事を改めて学び、そうならない対策や、予防対策などについて学びました。
特にカスタマーハラスメントに特化した内容でしたが、認知症の方については、認知症の症状による言動についてはハラスメントに該当しないという事だったので、ここを履き違えないようにきちんと介護職としてスキルアップしていく必要があるなと思いました。
ハラスメント=尊厳を傷つける行為、ですので、まず介護職側が尊厳を傷つける行為をきていないか、あるいは、介護上必要な尊厳を傷つける行為をした事による本人の当然の抵抗反応である事を見逃してはいないか、という部分をきちんと整理するというか、ちゃんと説明できないとだめだな、と思いました。
二部の薬膳の話は面白かったですね。
薬膳スープや薬膳茶の試飲もあって、食材によっていろんな効能があること。
また、ダイエットに効果的なポイントなど教えてもらいました。
傾聴という話もあって、興味をもって聞いているか、共感できているかどうかが本当に大切で、それができてなければ傾聴にならんよな、と改めて感じたのと、傾聴するという事は、よりそう、という事だという事を改めて学びました。
よりそう=傾聴。
介護現場でどれだけよりそえているか。
また、人は会話する事で精神的な安定が得られるという事ですので、どれだけ利用者さんが話せているか、それを傾聴できているか(よりそっているか)が、QOLの向上に不可欠だと思いましたし、忙しい、人手が足りないを理由にそこをおろそかにすると、余計に現場は大変になるな、と確信しました。
介護福祉士会の研修会は毎回学びや気づきが多くていいですね。
さて、この後懇親会に参加して、温根湯温泉で一泊して明日は滝川経由で登別に帰ります。
峠越えのルートなので不安ですが、明日は雪も降らない予報なのでドライブを楽しめたらいいなと思います。