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いま見直したいお米の栄養素、タンパク質に腸内環境への効果も【管理栄養士コラム】・・・という記事の紹介です。

お米の値段が高騰していて、備蓄米が出てくるとかそんなニュースを聞きながら、以前、農家の山村達也さんに米問題について聞いた時に、【みんな食べなくなった(買わなくなった)から生産量が減るのも当然】という話を聞いて、なんだよ日本人の自業自得じゃねーかよ、と思った事を思い出しました。

米の消費及び生産の近年の動向について
令和6年3月 農林水産省農産局

人口も減っていくし、国民一人当たりが、もっともっとお米を食べないと、そりゃお米作りませんって、売れないんだから。
無くなるとか足りないとか言われてから焦るのやめて、普段からお米をモリモリ食べたらいいじゃないでしょうか。

それに、この気候変動で農家さんの経営戦略も大変になってるはずなので、普通に考えれば、これまで以上に作物を収穫するまでに経費がかかるはずなんですよね。そんでもって収穫できる量も減る、だって気候変動で気候が読めないから、気候が変われば育てられる農作物だって変わるでしょうし。

何年もかけて品種改良をしてきた苦労が水の泡というか、これまでの経験が通用しないのって、これかなり危ない状況だと思うんですよね。

その上で、就農者の高齢化。
これは介護業界の高齢化よりも深刻。
このままだと、ある時期を超えたら農作物作る人が絶滅してしまうような感じですよ。だれが米や野菜つくるの?

誰かが作らないと市場に出回らないんですよ。
だけど、この食を支える農林水産業の年収って、圧倒的に他産業よりも低いんです。介護業界より低いんですよ。

真剣に考えないといけないし、農作物の価格が上がってしまうので必然だと思います。

で、海外の安い野菜を買いますか?
そんな事したら、もっと状況は悪化しますよ。
作っても売れないんだから日本で誰も作らなくなりますよ。

食料生産って、国家の生命線だと思ってるんですよ。
この一番大事な部分、他国に握られてたら国防どころじゃないんですよ。
兵糧攻めで滅ぶんです。
日本は四方を海に囲まれてますから、海洋封鎖されれば終わりです。
どれだけ防衛費をかけたところで、食い物がなければ国民は飢え死に国は滅ぶんです。

それに、気候変動は地球全体で起こってますから、他国が輸出できるほどの食料生産の余力がなくなれば供給がなくなるんですよ。
売ってくれなくなる。
自国の国民の食を守れないのに他国に売りますか?
売りませんよね。
そういうリスクもあるんですけど、本当にこのままで大丈夫ですか?

いっぱい米を買って、農家さんが儲かってウハウハできるようにしないと日本はもう無理だと思いますよ。

で、そういや昔の人って米と味噌汁と漬物くらいで、めっちゃ肉体労働して生きてたんじゃないの?って思ったので、そもそものお米について調べてみました。

管理栄養士の大槻万須美です。

一日にお米はどのくらい食べていますか? 朝にパン、昼にパスタ、夜はお酒を飲むため炭水化物を摂らないようにしている……など、お米をあまり食べない人も増えているといいます。

ですが、お米にはたくさんの栄養成分が含まれており、健康への寄与度も大きいことがわかっています。

お米に含まれる栄養素の中でも特に注目したい3つと、その健康への効果について見てみましょう。

smartagri

僕は、お米大好きなんですよ。
血糖値高いから、いっぱい食べるのは控えているんですけど、気にしなくていいなら、いくらでも食べれちゃいます。

そっか、米は血糖値が上がりやすいって聞いてから控えるようになったけど、他にも栄養素があるなんて思ってなかった・・・。

炭水化物の塊だと思ってました。

知っておきたいお米の栄養素3つ

お米は炭水化物のかたまりで、それ以外の栄養素はほとんど含まれていないと思っていませんか? お米には実はさまざまな栄養素が含まれており、中でも特に注目したいのがこちらの3つの成分です。

smartagri

まさに、そう思ってたんですよ!

1.血糖値の上昇がおだやかな「デンプン」

健康を維持するために重要なポイントの1つが血糖値の急上昇を防ぐこと。一方で、人が生活をする上で炭水化物を制限しすぎることは、さまざまな観点からもリスクが高いことが指摘されています。そのため、いかに血糖値の急上昇をおさえながら、炭水化物からエネルギーを確保するかが課題となります。

デンプンはお米の大部分を占める栄養素。銘柄によってもその割合は多少異なりますが、70%前後とされています。

デンプンは、体内でブドウ糖に分解されてエネルギー源となるのですが、糖がたくさんつながった形状をしており、糖のくさりを切らないと消化できないため、果物やはちみつ、砂糖に含まれている糖質に比べ、血糖値が比較的上がりにくいといわれています。

smartagri

はい、血糖値高いので気にしてます。
ただ、炭水化物を抜くのも良くないと聞いているので、1日におにぎり一個くらいは食べるようにしています。

昔は毎食、どんぶりに大盛で食べてたなぁ・・・。

しかし、血糖値があがりにくい!!
これ重要じゃないですか?

他の糖質にくらべて血糖値が上がりにくい!!!

2.腸内環境の改善に! 「レジスタントスターチ」

デンプンを冷やすと「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」という成分が増加します。レジスタントスターチは、体内で消化・吸収されず食物繊維と同じ働きをします。腸内環境を改善すると考えられることから、健康への効果が注目されている成分です。

ごはんを冷やしてレジスタントスターチを増加させると、血糖値の急上昇を予防する効果がさらに高まることが、さまざまな研究により報告されています。

さらに、レジスタントスターチは、腸内細菌のエサとなり、腸内環境を良好にする作用があるといわれているのですが、腸内環境を整えることで多くの健康効果をもたらすことも知られています。例えば免疫力アップ、感染予防などの効果が大きな注目を集めています。

また、便秘や肥満を防ぐことで、生活習慣病予防効果も高まると考えられます。ごはんに含まれる食物繊維や水分などがもつ整腸作用の働きをさらに倍増させるというわけですね。

smartagri

冷や飯なら更に血糖値があがりにくい!!!!

しかし!冷や飯より温かいごはんが食べたいのよぅ!

なんだよ、冷や飯の方が健康的って・・・。
腸活にもいいみたいですね、冷えたごはん・・・。

冷や飯生活してみるか・・・。

あ、まてよ。
一度冷やしてからあっためてもいいのかな、冷凍ごはんとか良いんじゃないの?

3.筋肉をつくる「たんぱく質」

お米には意外にもたんぱく質が多く含まれており、ごはん茶碗1杯(150g) で卵1/2個分のたんぱく質を、毎食茶碗1杯のごはんを食べれば、成人のたんぱく質摂取推奨量の20%前後を摂ることができます。

食後に軽い運動をすることも、血糖値の急上昇を防ぐために有効であるといわれていますが、エネルギーの確保だけでなく、筋肉の材料となるたんぱく質もごはんから補充できるため、毎食の主食としてお米は非常におすすめであるといえるのです。

smartagri

ちょっと!
おこめにタンパク質!!???

しかも、茶わん一杯で卵半分くらいのタンパク質とれるとか!
まじか、おこめ!

お米が以外に色んな栄養あるみたいなので、もう少し深ぼってみました。

たんぱく質 3.8g

体をつくり、体内でさまざまな働きをするよ。
牛乳、コップ約1/2杯分(111ml)に相当するよ。

脂質 0.5g

体のエネルギーになり、細胞もつくってくれるんだ。
6枚切り食パンの1枚のうち1/6(11g)に相当するよ。

炭水化物(糖質) 55.7g

体と脳を活発させるエネルギーになるよ。
じゃがいも3個分(316g)に相当するよ。

亜鉛 0.9mg

皮膚や骨格の成長・維持に必要なミネラル。
ブロッコリー1/2個分(130g)に相当するよ。

鉄分 0.2mg

体のすみずみに酸素を運ぶ働きをもっているよ。
ほうれん草の葉1~2枚分(7.5g)に相当するよ。

カルシウム 5mg

歯や骨をつくったり、イライラした気分をおさえてくれるよ。
さんま(生)約1/6尾(17g)に相当するよ。

ビタミンB1 0.03mg

疲れた体を元気にする働きがあるよ。
キャベツの葉1~2枚分(75g)に相当するよ。

食物繊維 0.5g

お腹の調子をよくして、さまざまな病気を予防するよ。
セロリ1/3本分(30g)に相当するよ。

JAグループ福島/JA福島中央会

ちょっと・・・

お米すげーやん!
三食、茶わん一杯食ったら結構なモンになるんじゃないの???

JAグループ福島/JA福島中央会

米くって運動すればいい!って事な!

そっか、昔の人は十分な運動量が確保できてたんだ。
不便だったけど、それがかえって生物としての強さに繋がってたと。

正しく米を食って、正しく運動する。
生活習慣病って、よくよく考えたら便利になってきた環境に対して、人間が生物として弱くなったから出てきた問題なのかもしれませんね。

米を食べれるほど運動してないよ、って事かもしれませんね。


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