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竹原慎二さんに元気をもらっています。

半年くらい前から、何気なくみていたYouTubeで竹原慎二さんが不良相手にスパーリングをしている動画を見かけて、”あ、ガチンコファイトクラブの人だ”と思って懐かしいなぁ、ユーチューバーで活躍されているんだなぁ・・・なんて気楽に見ていたのですが、まずその動画で驚いたのが、僕よりも年上でもう49歳のおじさんが、元チャンピオンとはいえ、威勢のいい若者に対して全く負けてなくて、特に気持ちの部分で全然負けてなくて、ボクシングとかあまり見た事がない僕にしたら、本当に新鮮な映像でした。

拳で語り合うってのはこういう事なのか・・・なんて思ったり。

そこで竹原さんに興味が沸いていろいろ調べました。

ミドル級の世界チャンピオンになったホルヘ・カスロト戦もYouTubeで見ました。古い映像でしたが、すごく感動しました。

日本人がミドル級のチャンピオンになれるわけがないと言われていた時代で、当時はテレビでの放送もされなかったようですが、最後まで諦めず最後まで死力を尽くした両者の戦いに感動しました。

そしてもっと驚いたのが竹原さんが、膀胱がん(ステージ4)で闘病されて術後回復して現在に至っていて、そしてあのスパーリングが出来ているという事実でした。

毎日、すこしずつ竹原さんのYouTube動画(竹原テレビ)を見ていますが、僕自身特定のYouTubeのチャンネルを毎日見るなんて事は初めてなので、自分でも驚いていますが、言葉だけでなくご自身で体現されている中での言葉や、死を覚悟した闘病を経た経験から出る言葉には、本当に元気や勇気をもらえていますし、癒されているという実感があるからこそ、毎日見たくなるんだなぁと思います。(おっさんがおっさんに癒されるという事実!)

僕ももうすぐ50歳ですが、まだまだ頑張らないといけないな。
そう思える事は、いいことだと思っています。

「ただ、どの病院に行っても、どの医師に診てもらっても答えは同じでした。『膀胱がんのステージ4です。最悪、あと1年の命』だと。『膀胱は全摘出したほうがいい』と言われて、帰りの車の中で声をあげて泣きました」
FRIDAYデジタル

2013年に不調があり、その後1年間、まともな検査もなく血尿が出てからちゃんとした検査を受けて膀胱がん(ステージ4)の診断。
もう9年も前の話なので、さすがに今はこんな事はないとは思いますけど、ちゃんと検査をしてもらう事は本当に大事ですよね。

どの病院にいってもあと1年と言われるという状況で、元はといえど世界チャンピオンにまで昇りつめた男が声をあげて泣くというのは、やはり癌の宣告を受けるという事は、それだけ重い事なんだと思いました。

「畑山とは長い付き合いです。がんのことを妻の次に打ち明けたのは畑山でした。『膀胱を全摘出することなるかもしれない』と話すと、彼は自分のことのようにショックを受けていました。当時の僕は心のどこかで『手術をしても助からないかもしれない』と思っていた。そんな僕の気持ちを畑山は見抜いていて、諭すように東大病院を勧めてくれた。それでもフォースオピニオンを得るまでは『僕はもう助からない。死ぬんだ』と諦めかけていました。

それまでに会った医師は皆、どこか高圧的で信頼できなかったんですが、東大病院の先生は僕と年齢が近く、とても話しやすかったし、治療方法や治療後のリハビリについて丁寧に説明してくれました。『膀胱全摘ならもっと生きられる可能性がある』という先生の言葉を信じてみようと思えたんです。生きるため、抗がん剤治療でも手術でも何でも受けてやる! と戦闘意欲が沸いてきました」
FRIDAYデジタル

死にたくない、行きたい、という気持ちは誰もがもっていて当たり前の気持ちですし、そう思う事が普通ですよね。

医者は、多くの患者さんを診てきているので、ステージ4ならこうなる・・・というのはあるんだと思うんですけど、やはりそこは、一人の人間と向き合った対応をしてほしいと思いました。
だって、先生にもう無理です、あと1年です・・・って言われたら普通なら諦めてしまいますよね、それしか道がないように思ってしまいます。

竹原さんは、それでも生きたいと思っていたけど、もう助からないとも思っていて悩んでいて、そういう時に畑山さんの紹介で良い先生に出会えました。諦めなかったから出会えた出会いですよね。

先生も、ちゃんと竹原さんの想いに寄り添って、生きられる可能性やリハビリについて話をしています。他にもこんな可能性があるという、他にもチャレンジできる道があることを示してもらえた事は、精神的に弱り切っていた竹原さんには本当に心強かったのではないかと思います。

戦闘意欲が沸いてきました、とは竹原さんらしい表現ですし、人を信じる事ができて自分を奮い立たせることができたという事が、なんだかとても感動です。

毎日のように妻が『昨日よりよくなったね』と励まし続けてくれた。これまで苦労をかけ通しだったのに『絶対に死なせないから』と言ってくれた。一人ではとても乗り越えらえなかった思います。妻にはどんなに感謝してもしきれません」

再発の不安がつきまとったが、愛する家族との旅行や趣味のゴルフの上達など様々な目標を立てて、生きる希望に繋げた。発がん物質を含むと言われる食品は避け、食生活を見直した。がんに効くと言われる健康食品に手を伸ばした。術後5年を超え、医師に「根治」と告げられた。
FRIDAYデジタル

信頼できる人や支えてくれる人が近くにいると違うと思います。
再発の不安とも戦って、ステージ4の膀胱がんが根治しました。
諦めない事が、ここまでの結果につながった状況で、本当にすごいな、と思いました。

「諦めなくて本当によかった。膀胱がんと医師に言われたとき、僕は『がん=死』だと思っていた。しかし、医療がすすんだ現在はそうじゃないんです。だから諦めないでほしい。それに、人は必ず死ぬ。だったら、楽しんで生きた方がいいじゃないですか」
FRIDAYデジタル

がん=死、というのは本当にそうですよね。
人は必ず死ぬ、だったら楽しんで、というのも本当にそう思います。

結構刺激もらえるので、竹原テレビ、おすすめです。


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