個人年金保険料控除とは?
毎年の年末調整で税金を取り戻す(または確定申告で税金を抑える)ために、保険の封書やはがきで届いている『払込証明書』を、いつもいつも家の中で探すことに。
ちなみに払込証明書には、4つの分類がある
1,一般生命保険料控除
2,介護・医療保険料控除
3,個人年金保険料控除
4,地震保険料控除
保険の加入内容によって、 1, と 2, は1枚に両方記載されている場合がある。
対象の保険の掛け金を1年分合計した額から算出した一定の金額が、所得から相殺され、課税を免れることができる。相殺される金額は、地震保険料控除が5万円分、その他はそれぞれで4万円分が最大の枠。
保険の掛け金には掛け捨て部分というのがある。
たとえば掛け捨て部分が50%なら、
月に1万円を掛けて、そのうち5千円が積み立てられ、残り5千円が保険会社の運営や保険事故のあった人への保険金支払い等に消費される。
これが掛け捨て部分10%未満とかなら、
90%以上が積み立てられ、10%だけ消費される。
そして、積立金は年々利息がつく。
払込証明書を使えても、その保険は積立が少なかったりゼロだったり。
それだと病気やケガにならなかったら損。
寝たきりやペースメーカーをつけて障害者1級になったり死亡したりしたら、お金は大きくプラスになるけど誰もそれを望む人はいない。
理想は、
払った掛け金のほとんどが返ってくる保険に加入し、
保険料控除の枠を可能な限り100%使用すること。
このとき2,個人年金保険料控除の枠について、JA共済の年金共済は最強。
共済と言うけど、保険料控除が使える。
掛けた分が返ってくる。
月に7千円の契約か、年払いで8万円の契約が組める。
22歳で契約したら、将来、受け取りの総額は掛け金を超えて返ってくる。
月7千円なら、3,192,000円の総掛け金、 受け取りは3,507,160円+α。(R2年度)
30万円以上プラスに。
【JA共済掛け金シュミレーション:予定利率変動型年金共済/ライフロード】
https://shiryo.ja-kyosai.or.jp/simulator/life.html
デメリットがあって、途中解約を加入から10年とかですると、ちょっとだけ元本から目減りした金額を受け取ることになる。
目減りはするけれど、その10年で毎年税金のメリットは受けられるから、そこまでの損にはならない。(※注:働いている所得金額によって所得税に個人差があるので一様には言えません)
クレジットカードで契約すると、ポイントも付くから更にオトクなんだけど、JA職員は何だかクレカ苦手な人が多い。それでも、担当職員に強くクレカ決済を言うべき。
4月が年度始めなので、そのタイミングで加入希望、見積もりの相談をすると積極的に案内をしてくれやすい。
JA共済でも、掛け捨ての多いものもある。
でも、学資保険と年金共済は、損するデメリットが極端に少ないので、どこの保険よりもおすすめできます。