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【映画感想】想像以上に社会派なネタバレ厳禁クライムアクション?サスペンス?スリラー? 映画『ファイト・クラブ』

前々から評判が良いことは知っていていつ観ようか迷っていたんですが、先日『ブレット・トレイン』でブラピを観た延長でついに手を出しました笑

今まで観ていなかったのを後悔するぐらい面白かったですし、想像以上に考えさせられる内容でした^^

これは2回観ないといけない作品筆頭な気がします。

一応「ネタバレ厳禁だな」と思ったシーンについては触れてません。

この記事は映画『ファイト・クラブ』のネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

あらすじ

心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく……。


ボブ;;

ジャックが人から情けをかけてもらうためにいろいろな病人用セラピーに通っている姿が描かれますが、ドン引きしてしまいました笑
本作のような皆で話し合うセラピーは洋画でよく見かけます。
それも退役軍人や夫婦間についてのものが多く、生死が懸かった病気についてのセラピーはあまり観てきませんでした…

ここにしれーっと参加しているジャックは良心があるんでしょうか?笑
”同情”が本当の自分に向けられているかどうか関係なく中毒気味になっている様子もありましたし、優しそうな顔してとんでもない考えを持っているように観えました笑

この女優さん(ヘレナ・ボナム=カーター)はクセのある役やりがちなイメージあります。

セラピー以外にもタイラーとの生活への依存、喧嘩中毒など、ジャックはいろんなものに依存していきます。

マーラ(演:ヘレナ・ボナム=カーター)は要所要所で嫌なキャラに描かれがちですが、実は依存しているジャックの目を覚まさせるストッパー的存在にも観えました。

2種類のブラピ

坊主も似合うカリスマ

赤ジャケットに短髪のタイラー(ブラッド・ピット)はへらへらしつつも芯があってそのギャップにやられてしまいますが、坊主にした後はどんどん自分の思想を前に出してきて、カリスマを感じられます。

彼の思想は現在でもすごく説得力のあるものでした。

  • 物に支配されるな

  • 職業で人を判断するな

  • ぼーっと生きるな(これは大分噛み砕いてますが) などなど

どれも実践する手段はめちゃくちゃですが、そこにあるメッセージ自体は的を射ていて魅力的です…

 

『ファイト・クラブ』というぐらいなので生きるか死ぬかギリギリの残酷なファイトになるのかと思っていたんですが、そんなことはなくとにかくタイラーの覇道を観ている気分でした。

全編通して、あくまで暴力が手段に留まり続けている印象です(普通手段にするのも良くないですけど)。

アドレナリン全開の肉弾戦も勿論あり、中盤以降はサスペンスや少しだけスリラー要素も入ってくるジャンル特定しづらい作品でした。


最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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