【映画感想】火で火を消す?←理論なんでどうでもいい!!熱い心で説明充分 超爽快火消しムービー 映画『プロメア』
9月13日からNetflixで配信される予定の『サイバーパンク エッジランナーズ』を楽しみにしていて(ゲームから大ファンなので)、同じ制作会社TRIGGERが作っている本作を観てみることにしました。
公開当時少し気に掛けるぐらいだったんですが、劇場まで観に行けばよかったです;;
あらすじ
突然変異で誕生した炎を操る人種「バーニッシュ」の出現をきっかけに、未曾有の大惨事である「世界大炎上」が起こり、世界の半分が焼失した。それから30年後、一部の攻撃的なバーニッシュが「マッドバーニッシュ」を名乗り、再び世界を危機に陥れる。これにより、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員ガロと、マッドバーニッシュのリーダー、リオという、それぞれ信念を持った熱い2人の男がぶつかり合うことになる。
カラフル火消し
他のアニメで火事というと赤黒い火というイメージですが、この作品では火がピンクです。
キャラクターの装備も蛍光色というかパステルカラーというか、黒い煙を引き立て役にしてしまうような色使いでとにかく見て楽しい画でした。
開始直ぐにも疾走感抜群の火消しシーンがあります。
カラフルな色使い×超スピードの飛ぶようなカメラワーク(作画?)を観ると、とにかく圧倒されて何か言語化できない楽しさを覚えました…
一つの要素がどうというわけではなく、映像全てで脳の一部を直接刺激されている感覚です^^
俳優(声優)が上手すぎる
俳優さんが何人かの主要キャラの声を担当しているんですが、全員違和感ありませんでした。
主人公ガロ役の松山ケンイチさんはエンドロールで初めて気付くぐらいいつものイメージと違った声で演じてくれていた気がします。
堺雅人さん演じるクレイ・フォーサイトはドンピシャの配役だったと思います。
どこぞの銀行マンを彷彿とさせる声色もありますが、終盤にかけての豹変具合や叫び声など、気合を感じる演技で最後まで楽しませてくれるキャラクターになっていました^^
熱い心で説明充分
最後の40分ぐらいで衝撃の事実が明かされたりとんでもないインフレが起きたり、超展開が畳みかけてきます。
火で作った装備で地球ごと消火するなど、あえて振り返ってみると説明が足りないように感じる場面もあります。
ただ、観ている時はそんな細かい説明などどうでもよく、リオとガロの共闘、二人の熱い心、かっこいいロボ戦やBGMに身を任せて自然と楽しめました。
些細な疑問は吹っ飛ばされてしまうほどキャラクターの想いに説得力があったんだと思います。
最後に
最初にも書いたんですが劇場の大画面、大音量で観たかったです;;
強烈なビジュアルも相まってBGMが頭に残りまくっているので、しばらく聴き続けると思います。
『Inferno』の爽快感がたまらなく好きです^^
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
画像の出典
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?