歌とダンスの力、少しの不安に震えながらエンドロールを観ていた。 映画『グレイテスト・ショーマン』
久々にいろいろやることが落ち着いたので、じっくり映画を選ぼうと思っていたら『グレイテスト・ショーマン』を何故かもの凄く観たくなりました。
ネトフリで観れないのでディズニー+に加入することに…
サブスクの2重契約はしないようにしようと高校生のころから固く誓っていたんですが…
そんな誓いを破ってしまうぐらい観たくなる、楽しい映画です^^
会話の途中でヌルっと歌、ダンスに入るタイプのミュージカルなので、そこさえ気にならなければ全人類におすすめ出来ます。
あらすじ
貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚したフィニアス。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスはやがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見たことがないショーを作り上げ、大きな成功をつかむ。しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていた。
歌×夢=最強!!
観終わってから振り返ってみると一部上手くいきすぎだったり、トントン拍子に話が進みすぎだったように思う部分も少しだけありました。
ただ、観ている最中にそういった現実との違いで気持ちが冷めるといったことは絶対にないです。それぐらいミュージカルパートに熱量があり、ストーリーに対する疑問を挟むような余地はないように思います。
まんまと詐欺師バーナムに騙される感覚です^^
この映画を始めて観た時は『The Greatest Showman』が最初に流れて、「なんだ、こんなに早く良い曲流れちゃうんだ」とちょっと残念に思っていました。
ですが、観終わってみると神曲だらけで序盤に文句を垂れていた自分を殴りたくなりました笑
中でもバーナムとフィリップが酒場で契約を結ぶ時の曲、『The Other Side』が映像も相まって最高にかっこいいです。
この映画で一番推したいのはこの曲かもしれません^^
バーの店員も脇役とは思えないほど活躍してますし笑
もう一つ、『Never Enough』もこの映画の大看板になる曲だと思います。
この曲、実は女優さんが歌っているのではなく、別の方が担当しているそうです(演じた女優さんのリクエストで代えたそう)。
誰が歌っているにしろ、ジェニー・リンドの美しすぎる心の叫びに感動必至の曲です;;
純度100%の夢追い物語
中心はバーナムの夢追い物語ではあるものの、それ以外の登場人物にも夢があります。
名声を求める人、家族を求める人、立場を越えた愛を求める人、夢を追う人を求める人。
皆が何かしらの夢を持っていて、挫折はあれどそれが叶うまでを一貫して描いた、純度100%の夢追い物語だったように思います;;
夢を追及する楽しさ、素晴らしさに浮かれさせてくれる今作は、覚めてほしくない夢をみているようでした...
それだけでなく、自分と重なる夢をもつキャラクターに一人は会えると思います。『インセプション』じゃないですが、夢(今作)の中で自分の夢をみて、歌とダンスの熱量に身を任せて楽しめました^^
バーナムの夢
借金や火事を乗り越えて名声を得た後に、本当の夢は家族との時間だったと気付くバーナム。
このラストを観た後に聞く『A Million Dreams』がヤバい…という話は置いておいて、個人的にはハッとさせられるラストでした。
「本当に自分が納得できる夢じゃないと幸せになれないよー」的なことを言われた気がして、割と不安になってしまいました;;
ただ、幸せは意外と単純で、他人から定義されるものでもないということも言われた気がします。
とにかく自分が納得できるように生きたいと思いながら(本当に出来ているか、出来るか分からないけど)、エンドロールを観ていました。
最後に
今作の曲への熱が再燃したので、しばらくはサントラを聞きまくることになりそうです^^
つい最近も劇場の放映スケジュールにあったので、今度見つけたら大画面、大迫力で絶対観ます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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