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組織の「あるある」

ピーターの法則を聞いたことは有りますか?
「従業員は自分の無能レベルに達するまで昇進を続ける」という理論です

ピーターの法則は、組織内での人事における興味深い傾向を指摘しています。この法則によると、従業員は自分の能力の限界に達するまで昇進を続ける傾向があるというのです。

例えば、ある課長が部下から「あの課長は使えない」や「何も分かっていない」と評価されているとしましょう。これは、その人物が係長時代は優秀な成績を収めていたものの、課長としての職務を十分にこなせていないことを示唆しています。にもかかわらず、降格されずに課長の地位に留まっているのです。

ピーター氏はさらに、「時間が経つにつれて組織内のすべてのポストが、職務遂行能力の不十分な人材によって占められていく」と述べています。つまり、組織全体が能力不足の人材であふれかえり、生産性や効率性が低下していくということです。

この状況では、モチベーションの低下した部下が離職する可能性があります。また、期待された結果を出せない地位についている人々も、モチベーションが下がり離職しやすくなるでしょう。

このような問題に対処するには・・・続く

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