結局WEB会議のスピーカーマイクは何が良かったのか
世の中に同じようなレビューがごまんとある中で、ひょんなことから仕事でWEB会議のセッティングをするハメになった。今後、同じような人柱が増えないためにもAMAZON等で色々購入し、評判の良かったものを書いていく。
まず、ネットで色々検索してみて評判の良かったものはざっとJabraかYAMAHAののものだった。2社でまず手元にあったものはJabraのSpeak510とYamahaのYVC-330であった。これを小規模の部屋でSpeak510、中〜大規模の部屋でYVC-330という運用をしていた。
で、値段的にも大きさ的にも好評なのはYamahaかと思いきや、意外にもYamahaのは不評。使っていると「音がぶつぶつ切れる」というクレームが殺到した。結局中〜大会議室もJabraのspeak310で運用する結果になった。ちなみにこれもBluetoothだと聞くに耐えない音になるので、必ず有線での運用が推奨される。
憶測だけど、Yamahaのは音質が良すぎて通信の容量を使うのか、ノイズキャンセルが優秀すぎるのか、音叉設定してなかっただけなのかわからないが、快適に使うにはこちらの準備が必要なのかと思った。対してJabraの方は音質を意図的に落として容量を軽くしているのかわからないが、そのまま使って音が途中で途切れることはなかった。
なお、中会議室でもPanacast 50とYVC-1000を使ってみた。YVC-1000は拡張マイクのセッティングが面倒、ドライバー必要、音叉セッティングが必要でそれらの条件をクリアしたら音質は好評だった。ただ、紙をめくる音をすごく拾ってしまうらしく、実際に使うのはまだ課題が残っているような状況だった。
では、と思い偉い人のリモート打ち合わせもJabra Speak750にしてみたが、さらに問題が発生した。
耳が痛い
偉い人=声の大きい人なので、そういう声の大きい人の声は、反響音をJabraが増幅しているような気がして聞くに耐えなかった。正確には聞けるけれども聞いていたらストレスが溜まる感じ。
で、今度はマイクの専用機を導入することにした。これも色々条件が必要で
「タッチ音や、紙のめくる音を拾わない(コンデンサマイクは×)」「ハウリングを起こさない」「机を邪魔しないかつWEBカメラの画角に入らない(要クランプ)」「イコライザー等設定可能」というもので探してみた。で結局何を購入したかというと
Shure MV7 + ロジクール G Blue Yeticasterでスピーカー出力をSpeak750という構成になった。
音量感のセッティングも面倒で、これは実際の会議の場で相対的な音量で合わせてみないとダメで四苦八苦しながらなんとか理想の音量に近づけた。
なお、Speak750を手元に置くことでミュートとスピーカー音量を手元ボタンで設定できるという嬉しい誤算もあった。
これで職場に平和が訪れた。