
空白の三か月で芽生えた『謙虚さ』と未来に馳せる想いについて
二月中旬につぎの活動場所が無事きまったことを受け、明日引っ越しとなりました。契約終了の現実そしてこれまでの就職活動を振り返りたいとおもいます。
三か月にわたる失職期間でした。
この三か月があってほんとうによかったなと感じています。
じぶんを見つめなおす期間となりました。
そしてこの大変なときを身近で支えてくれた人たちへの『申し訳ない』という気持ちが自分を『謙虚』にさせてくれました。
いま感じている率直なきもちを書きたいとおもいます。
代えが利かないポジションだけどイスは限られている現状を知った
わたしが担う業務は代えが利かないポジションです。
だれでもできる仕事ではありません。
どの仕事でもそうだと思います。
ただそのいすに座れるひとはごくわずかで自分の仕事を全うできないときはすぐに代えられてしまうのが現状です。
あたりまえの考えとして責任感を持った仕事をしていました。
実際に昨年は契約社会の厳しさをまざまざと感じさせられ、きびしい環境や世界に身をおいて仕事をさせてもらっていたのだとあらためて感じました。
元プロ野球選手・入来さんの記事を見てかんじたこと
昨日たまたま見かけた記事でした。
いまの自分と当時の入来さんの姿を重ねて読みすすめました。
『謙虚になれ』
この一言に尽きるのではないかとおもいます。
ほんとうにこの三か月間はなかなか活動場所が決まりませんでした。一緒に生活していた婚約者にとても苦労をかけました。家族や専門学校時代にお世話になった先生方、会社など身の回りにいる関係者にほんとうにご迷惑とご心配をかけてしまいました。
ある野球指導者はこのようにおしえてくれました。
「夫婦関係がうまくいくコツってなにかわかるか?自分がたいへんな時に支えてもらったことで”申し訳ないなぁ”、”こんなじぶんでも一緒にいてくれてありがとうね”とおもう気持ちなんだよ。たいへんときに支えあうのが夫婦だよ。」
わたしの大事な人たちに迷惑をかけてしまった現状。
これがなによりも自分のきもちにこたえるものとなりました。
入来さんは戦力外になったときに先輩である桑田さんのやさしさに助けられたそうです。
戦力外となった現実を受け止め、いままでの自分自身の言動を振り返るきっかけになったそうです。
かけがえのない商品となっていくためには
似たようなサービスがありふれる昨今。
「あなたに治療をお願いしたい」「德田さんにリハビリを見てもらいたい」そのように感じてもらえる人材になりたいとおもっています。
サービスそのものに”差”を生み出す努力を積み重ねるのは大前提のお話。そこにプラスアルファの要素としてじぶんにしかない味を出していくことが必要だと感じています。
先日の「情熱大陸」の番組のなかで特集された動物カメラマンの上田さん。上田さんが懇意にしている北海道のご夫婦がいるそうです。そのご夫婦が上田さんの魅力を「親しみやすく話しやすい」ことをあげられていました。
上田さんが動物カメラマンとしてしっかり生計を立てられるまでそのご夫婦にとてもお世話になったそうです。
いまでもそのご恩を忘れずに近くに寄ったときにはかならず連絡したり家に立ち寄ったりされているそうです。
同僚や同業の人に「仕事をいっしょにしたいな」とおもってもらうポイントってそういうところが大事なんじゃないかなとおもいます。
支えになった𠮟咤激励を胸に
活動場所がきまったご報告を関係者に連絡をしていました。
ありがたいことに心強いお言葉や励ましのメッセージをいただきました。
なんでも「ありがたいな」とおもう気持ちが物事を前にすすめてくれるコツなのかなと感じます。
「ありがたいな」とおもうことで気持ちにゆとりをもたせられます。
今回の採用に関してもご尽力いただいた方がたくさんいます。
ほんとうに「ありがたい」の気持ちの一点です。
お世話になっている方からの𠮟咤激励を胸に仕事をしていきたいと思います。そして「德田といっしょに仕事ができてよかったな」と思ってもらえるような働き方をしていくことが目標です。
一つ一つの経験を大事に、そしてじぶんの成長につなげていきます。
『日々精進』『日々是新たなり』の気持ちでがんばっていこうとおもいます。