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絶オメガ感想戦

絶オメガ感想戦って名前の感想記事、もしかしたら100個くらいあるかも。

総合的な感想

108時間ほどでのクリアだったようだ。休憩時間を含めての活動時間は116時間ほど。

事前のPLLで、このゲームのP/Dである吉田直樹氏が

「難易度は絶竜詩戦争をクライマックスに設定している。出来る限りそこを超えないように調整したつもりではあるが、難しさの方向性は若干違うし後半厳しい局面もあるので質が違うかもしれない。絶竜詩戦争より難しいは期待しないでほしい、あれがギリギリだと思っている」

といった旨の話をしていたため、ワンチャン絶アルテマウェポン破壊作戦くらいの難易度で来ないかな~~と思っていた。煉獄編で難易度調整をミスって、それでちょっとチキったりもしていそうじゃない? という全く当たるとも限らない推測も込みで。

圧倒的に絶オメガのほうが難しいだろうがよ。
ギミックについてもDPSチェックについても何もかもが厳しいコンテンツだったと思う。

個人的には仕事が忙しい時期で、固定開始時間ギリギリに帰宅し、固定が終了したあとに仕事をしてから寝るみたいな生活を行っていた。普通にきつく、2月1日の時点で固定リーダーに死んだらごめん的な話をしたし、実際、身体にも結構いろいろな症状が現れた。

イメトレもあまり時間が取れず、かなり足を引っ張った。FF14やってて一番きつかったかも。

アルファ編は個人的にはかなり青春のコンテンツだったため、その絶がFF14で一番辛かったというのはちょっと後悔が残る。仕事はどうにもならないとはいえ。

P1:オメガ

サークルプログラムとパントクラトル、またパントクラトルのオマケ的波動砲により構成されるフェーズ。日替わりで装甲の硬さを変えていると話題。というのも、2分を1回しか使えない関係でたまに相当硬い時がある。

また、P1の癖にそれなりの集中力を要求され、普通に辛い。直前のミスについて考えていたりすると即ワイプする。雑談もほどほどにする必要があった。

サークルプログラム

3412の順番で線を取り、1234の順で塔を踏む。

2の塔の人間が4の線を取りに行ったり、すでに塔を踏んだ1と2の人間が線取りを忘れたり。はたまた自分の塔が足元に生えたときは嬉しかったりとさまざまな悲喜こもごもが発生する。

P1で主に集中力を要するギミック。話を聞いたり感想日記を見たりすると、やっぱりどこでもミスは多発している様子。知り合いの固定はP1でミスると腹筋をしなくてはいけないルールを取り入れている(もしかしたら過去形かも)らしいが、大丈夫だろうか。

パントクラトル

また数字がついて、数字の順番にミサイルが降ってくる。このミサイルに他者を巻き込むと外周まで吹っ飛ばされる。定期的に扇型の火炎放射と対象者地点に円形範囲が降って来てそれを避けながら数字ミサイルを捨てていくギミック。

最初は火炎放射を跨ぐ処理法でやるかみたいな話になっていたが、数トライくらいしたところで「普通にむずくね?」となって、前に捨てに行って外周に避けてという処理に落ち着いたような記憶がある。
慣れてきてもたまに限界AoEバトル、通称fall guysがはじまる。fall guysとは言っていたが別に落ちるわけではないのでこの呼び方が正しいわけではなかった気がする。

余談だが、パントクラトルとは全能者の意。パントクラトル中は基本的に床しか見ていないとは思うが、オメガを見てみるとかなりカタカタ揺れながらミサイルをまき散らしており結構コミカル。「なるほどこれが全能の姿ね……」となることうけおい。

P2:オメガM/F

連携プログラムPTと連携プログラムLBで構成されるフェーズ。連携プログラムPTは結構エグいことをやらされているなという感じがするが、LBは一転して雑談フェーズ。ここも2分を1回しか使えない都合上、硬い日がある。

連携プログラムPT

○×△□のいわゆるプレステマーカーとグリッチが付与されてから3秒後に不可視範囲を放つ男女が登場し、その5秒後に不可視範囲。その後外周のどっかに現れていた目から太いビームが飛んでくる。そのビームを避けながら次の対象範囲に備えて、グリッチとプレステマーカーに応じた散開を行っておく。対象範囲が着弾した時点で液状化した男が現れているためそこを北としてまたグリッチに応じた向きに吹き飛ばされ、頭割り。この頭割りの際、片側に頭割りが寄っていると壊滅するため、時たま入れ替えを要する。

最初は文章で書くと簡単そう、とここに書こうと思っていたが文章で読んでも結構むずそう。やってみるともっとむずい。これが死刻みたいな時点に配置されてなくて良かった~。

特筆すべき箇所として、うちの固定は最初のプレステマーカーが付与される前に、優先度順に横並びになっていた。これが結構のちの判断をしやすくしてくれており、革命的だったと思う。時間がなくあまり配信や動画を見たわけではないが、これをやっているところは少なかったような? 今はそうでもなかったりするのだろうか。

死刻もそうだったが思考順序の整理がなにより大事なギミックだった。

連携プログラムLB

タンクが線を取って外周にブレードダンスを捨て、その後外周のどこかに出現した男から飛んでくるシールドバッシュをフレアマーカー(メテオ)以外の人間が受け、シールドバッシュとフレアマーカー(メテオ)以外の人間で頭割りを処理する、というギミックだったのだろうか。

だろうかというのは結構早い段階でギミック無視法が広まったため、それでやっていたためあまり仔細を理解していないのである。ブレードダンスをタンクが誘導し、シールドバッシュをタンクが誘導し、軽減を入れ、シールドバッシュを受けたタンク以外の7人で頭割りするという絶オメガ中屈指の簡単ギミックと化してしまった。

ギミック開始前に南ではなく南西に集まることをうちの固定内で閣議決定してからは本当になんでもないギミックになった。

そんな、なんでもないギミックで1日に2度外周に突っ込んだタンクもいたらしい。ただ、これは不慣れで色々と手一杯だった時にやったことなので罪には問われないと信じている。他の罪が多すぎて、多分ここに書かなきゃ誰も覚えてなかっただろうし。

P3:ファイナルオメガ

移行、ハローワールド、検知式波動砲の3つのギミックで構成されるフェーズ。まぁ移行についてはあってないようなものだが。

移行

P2のオメガFを倒したあと。移行の際に中央からドーナツ型の波動砲と頭割りの波動砲と対象範囲の波動砲が降ってくる。波動砲しか撃たん。

なんてことはないギミックのひとつだが、ドーナツを避け損ねたり外周に突っ込んだりしたらその人に付与されていた波動砲がランダムで誰かに飛んでいき大変なことになるのでドーナツは避けたほうがいいし、外周には突入しないほうが良い。

ハローワールド

エンバグが大変なことになってるみたいな話が事前のPLLでされており、じゃあハロワとエンバグが同時に来るんじゃね?みたいな話も出ていたが、それが現実になったフェーズ。なお実際に蓋を開けてみれば大変なことになっていたのは検知式波動砲だった。

様々なデバフが付くが、最初の動きは4通り。あとは順に動いていくだけで、デバフの渡しそびれと交通事故にだけ気を付けるフェーズとなる。

個人的には最初、バカみたいなカンペを作り、よく分からない感じになっていたが、カンペの構造を見直したらわかりやすくなった。まぁ結局自分のデバフと線の有無もしくは色を見て判断できることに気が付いてからはカンペもあまり見なくなったのだが。最悪、すべての記憶を失って自分が何をすればいいか分からなくなっても、相方の反対側に行けばいい。

AAと全体ダメージは痛いものの、AAについては3周目あたりでスイッチすればいいし、全体ダメージについても各周の最初、中央をヒーラーに明け渡しておけば割と問題がない気がする。私の知らないワザップを何かヒーラーがしている場合はこの限りではない。

検知式波動砲

問題児ギミック。

???「検知式波動砲って2人を検知して攻撃する……。これってプレイヤー3人からも検知すれば8人全員に検知式波動砲を生やせるのでは?」
???「それ天才」

詠唱開始と共に検知式波動砲がプレイヤー3人にも付与され、10秒以内に優先度順に応じた場所に行き、向きを整える必要がある。これは文章で書くと簡単そうだが、そう簡単な話ではない。

まず10秒というのが意外と短い。連携プログラムPTのようなスピード感ではないが、ボスの左右を判断し、パーティー欄のデバフを見て優先度を判断、移動、向きを整え……とやっているといつの間にか検知式波動砲が天高くそびえ立っており世界が終わっているということもままある。しかもハローワールドでついた抗体デバフがそのまま残っているため、慣れていないうちは誰に検知が付いたのか分からん、みたいな話もままあった。

とはいえ、うちの固定は世間で言われているほど検知式波動砲では詰まらなかったようにも思う。あくまで印象だが。

P4:ブルースクリーン

壊れかけのファイナルオメガが放ってくるドーナツ型の床波動砲と対象直線範囲の波動砲と頭割り波動砲を処理しつつタコ殴りにするフェーズ。光の戦士、ブルスクは叩いて壊す。

ギミック的にはなんら難しいことはないフェーズなのだが、ドーナツを踏むと波動砲が誰かに2本飛び世界が滅ぶため、やはりドーナツが踏まないほうが良いらしい。

P5:ラン・デュナミス(金オメガ)

いわゆる運動会ギミックが集まったフェーズ。クリア後のムービーも合わせると時間的にはここで半分。半分? 本当に? という気持ちにはなるが、本当に半分。なげえよ~~~。

どこでも言われていることだが、デルタが一番難しいとは思う。とはいえシグマとオメガを舐めているとそれはそれで詰まるという、まぁ結局どこもイメトレやら予習やらを怠ると悲しいことになるフェーズだと思う。

***ミ*:デルタ

見ないで書いたが名前合ってる? 口に出すときは「デルタ」や「デュナミスデルタ」と呼んでいるので、開いているのがミだったらナだったか、デルタと***ミ*の間がコロンだったか中黒だったかといった、正式名称を覚えていない。

まぁ正式名称なんて覚えていなくてもギミックが処理できればいいのだが、その処理が難しいのが曲者。

慣れてないうちは自分に付いた線を判断してオメガ側かファイナルオメガ側どっちに寄るかみたいな判断が遅れたり。まぁさすがにこのミスは早々起きなかったが。他にも、
・アームから放たれるビームが世界を薙ぎ払い7日を待たず世界が焼き尽くされる
・アーム誘導の際に第一宇宙速度が出ておりフィールド外脱出を試みる
・ロケパン確定前に動きビックバンが発生する
・先に切るファーの動きが遅れロケパンが重ならず超新星爆発が発生する
・検知の動きがそもそもムズい
・バッシュ対象の移動が遅れて頭割りに巻き込まれ、第三宇宙速度で外周に飛んでいく
・検知が弥の明後日の方向を向いていて終わり
・ニアー線を切るのが早いもしくは遅い
とまぁここに書いた以外にも多分いくらでもミスの余地がある。

うちはエンジョイ固定なのでロケパン確定前に動こうが星外脱出を試みようがドンマイで済み、人間の尊厳を失うことはなかったのだが、Twitter上を見ると数多星の数ほどの人間が「ロケパン確定前に動きました」だったり「犬以下(ロケパン確定前に動きましたと同義。待てが出来ないという意味合い)」みたいな名前になっていた。

だが我々人間は飼い犬よりも自由な存在であるから、多少先走ってしまうのは仕方ないのではないだろうか。フライングは人間の証(?)。

ここは難しいギミックなのだ、と最初から考えておいたほうが精神的に楽なのではないだろうか。

***ミ*:シグマ

プレステマーカー再来。といってもプレステマーカーは最初に並び順をどうするかくらいな話で、覚える必要もない。総合的にはデルタほどの難易度はないといえる。対象マーカーによって8方向散開するのだが、この場所と8方向散開後の塔の飛び先、また最後のデュナミス受け渡しの際の散開を頭に叩き込んでおけばどうにかなると思う。

8方向散開の際に、南に散開するとオメガが信じられないくらい邪魔でビビる。kanataさんが同じこと書いていてみんな思うことは同じなのだなと思って安心した。

塔については緊張せず焦らずでしっかり見ればカンペと合わせてあんまりミスることはない気がする。外側から見るといいのかも。中央に寄ってヒールしないといけないヒーラー各位は頑張ってください。

最後の散開については、北に行く人間にマーカーをつけてくれるパントクラトルがいたため、南の無職が「小鴨部隊1!」「小鴨部隊2!」「じゃあ小鴨部隊3!」と叫び各位が行先をコールして終わりだった。

逆に全員に優先順位を判断させたり、覚えるべきものを覚えてないとここまで来て結構ワイプするかも。

一応細かい点としてグリッチ:ミドルの際の立ち位置をしっかり決めておかないと、なんか知らん人間がアームからのビームを誘導し死ぬことがある。うちは中央から5本目の線上で統一した。

***ミ*:オメガ

前半は安地をコールしてくれるパントクラトルに付いていき、後半はマーカーをつけるマクロを押したりしながら安地に行くだけなのだが、私はこの辺りでイメトレが出来ていなかった弊害がありありと出始め、迷子を数回やらかした。このあたりからメンタルがキツくなりはじめる。

特段私のやることがなかったため、迷子を数回やらかした以外に何もない。みんなはデバフが付いても心を落ち着けてカメラワークを統一し、迷子をやらなかさないようにしましょう。

P6:アルファオメガ(最終)

パントクラトルがすべて軽減を組んでくれたのでその通りにボタンを押せるかどうか、コスモアローが避けられるかどうかのゲームだった。最終的には時間切れを見ることなくクリアした。つまり本当に私がコスモアローを踏まなければクリアだったというわけだ。

コスモアロー

最初に内に避けるパターンと最初に外に避けるパターンのどっちかがくるため、対応した避け方でAoEを避けるギミック。記憶ゲーなので頭に叩き込むしかない。

いわゆる「踏んではいけないあのギミック」扱いされているコスモアローだが、私は事前のギミックであらかじめ人権を失っていたので何も怖くなかった。が、クリアした日の前半で2回連続踏んだのはちょっとメンタルに来た。優しい固定で助かりました。

波動砲:リミッターカット

エラプションとエクサフレアの合わせ技。

あまり特筆することはないギミックだと思う。綺麗に捨てることさえ意識すれば何かあるギミックではないはず。いや、リミッターカットが特筆することがないのではなく、コスモアローの比率が高いだけ。

コスモメテオ

人とフィールドにメテオが落ちてくるのでそれを処理する。キャスターLBとレンジLBでフィールドに落ちてくるメテオを破壊し、人に落ちてくるメテオを散開したり頭割りしたりして処理する。

はじめてまともにコスモメテオを見た回でそのままクリアしてしまい印象が薄いギミックになってしまった。固定に感謝。

実際軽減に問題さえなければなんてことはないギミックなのだと思う。

マジックナンバー

タンクLB→ヒラLBの流れを2回繰り返す。コスモメテオ直前のメレーLBから込みでLBフェーズなどとも呼ばれる。

一応HP満タンかつタンクLBのみで着弾ダメージは耐えるらしいが、ここまで来てマジックナンバーの着弾ダメージでハロー彼岸ワールドするのは本当に悲しいと思われるので何も差支えないのであれば軽減を入れておいた方が良い。

まとめ

クリアするか死ぬかみたいな状況での絶は初めてで、非常に辛かった。最終的には死なずにクリアできてよかったです。

とにかくイメトレや事前準備、あとは基本だがGCDを止めないこと、これらが大事な絶だったと思う。

私はイメトレと事前準備の時間が取れず本当に苦しかったので皆さんはどうか時間にゆとりを持って絶をやってください。

サポートいただけると今後の記事が少し手の込んだものになるかもしれません。多分なります。