あなたに伝えたい20年の経験~「まとめる」➀~
GOOD MORNING!!
きょうもげんきにがんばって!!!
さて、前回までは「聞き出す」の行動軸3つをお話しさせて頂きました。
今日からは「まとめる」のお話になります。
今回は江戸っ子風に語っていこう。
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世の中何があろうとお天道様は東から昇る。
神奈川県生まれ東京育ち、悪いやつはだいたい友達でなく、バス停を動かすなんてちんけないたずらしかやってこず、地元でも仕事でも負けもしましたこのおれが、20年の仕事経験からの行動軸なんてを語るなんぞ、甚だ恥ずかしいことでごぜーやすが、
まあ、そのちいさい耳で、きいておくれまし。
そうさ、前回までは「聞き出す」なんてことを語らせてもらいやしたね。
さて、あーしたいこーしたいあれがやだからそーしたい、とかとか、企画で考えていることを聞き出せたとしよう。
これを「じゃあ、こーしよー」と決めるとこまでが、てやんでぃ、企画の仕事だ。
だから、最終段階は「決める」のお話しだが、じゃあ、そのまえに「まとめる」ってなんだってことでござんすがな、
あっと、そのまえに一個、大前提を伝えないといかんべぇ。
いま、システム開発の「企画」のところでの行動をつらつらと書いているがな、そもそものシステム開発はよく「システム開発プロジェクト」といわれることがある。
で、プロジェクトの概念を、また頭に入らない言い方をするとだ、
「プロジェクトとは、独自の製品、サービス、所産を創造するために実施される有期性の業務である。」
ということで、まあ、
・独自の製品、サービス、所産を創造するために実施される=目的がある
・有期性=期限がある
という要素を平たく表現すると、プロジェクトとは
「目的を期限内に達成する活動」
になる。
ようするに、「期限内」で「時間的制約」が必ずある。
だから、システム開発全体で時間的制約があり、この「企画」の段階でも時間的制約はあるわけでございます。
よって、あーしたいこーしたいを聞き出した情報をこーしようと決める、その決めるまでをその制約の時間の中で決めなくてはならねぇ。
だから、聞き出した情報を「まずはまとめる」事が必要なんだ。
うん?なんか腑に落ちてみねーみたいだな。顔見りゃわかるぜ。ま、気持ちを顔に出す事は悪い事じゃねぇ。人間、正直が1番だ。
せやな
じゃあ、下の絵で、リンゴといちごがそれぞれ何個あるかかぞえてくなせぃ。
じゃあ、次はこの絵。おなじくリンゴとイチゴが何個あるかかぞえてみ。
どや、ちょっとまとめただけで、数えやすくなったやろ。
時間短縮できたやろ。
そういうこっちゃ。
わかったかい
情報をまとめる目的のひとつは時間短縮にある
この積み重ねで時間制約のある企画を時間内/期限内で終わらせることができちゃうわけだ。
さらにいうと「決める」までが企画とした際に、その「決める」の決める論点だったり決める人の想いを資料に反映させるとさらに時間短縮になる
「あのおっちゃんはリンゴとイチゴの数が知りたいだろうな」とふと、想いを馳せたら
もう数も最初っからいれちゃって、「はい。リンゴは10個でイチゴは8個です!」なんて一瞬で答えられちゃう絵になる。
だからな、「情報をまとめる」って意識の中で、プラスアルファ、相手が何を知りたいのかを意識して、その決定までのストーリーを描きながら、まとめるとさらに良き良きになる。
今日はここまでやな。今日伝えたかったのは。
「まとめる」の行動方針は
まとめるは「時間短縮の意識」が重要
と言うこっちゃな。
りかいできたか?おい、眠そうな目をするな。
ま、理解できたとしよか。
次回からは「まとめる」の行動軸を書いてくで。
うん、俺、江戸っ子とともに関西人も途中で混じったな。
まあ、ええか。小さいことは気にしない。
ワカチコワカチコ
おやすみ
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