マヨイガ
"おかえり ずっと待っていたよ"
から始まる 羊文学さんの マヨイガ 。
羊文学さんの中でも好きな曲の1つ。
この曲を聞いて、人間の不安定さを噛み締めた。
嫌気はささなかった。
自分はこうでなければならない
もっとこうであるべきだ
こんなのも出来ない自分なんて
と自分という人間を受け入れず、ただ自分が一番嫌いな人間に自分がなるとかいう世界一よく分からない生き方をしていた時、この曲を聞いて涙がでた。
歩きたければ歩けばいい。
泣きたかったら泣けばいい。
話したければ話せばいい。
愛せるだけ愛せばいい。
ただ逞しく、足元にある幸せや奇跡を当たり前だと思わず、それを掬い、拾い。
あなただけの毎日を作って、その毎日を愛して。
疲れたらまた帰っておいで。
まずは、いってらっしゃい。
と羊文学さんから言われたような気がした。
自分という人間が真ん中にいる毎日。
それを愛することが出来なければ、自分という人間が愛せるわけが無い。と不甲斐ない生き方を数日でもしていた自分を悔いた。
でもその悔いがあるからこそ、この曲を好きになった。
きっと聴く人によってこの曲の捉え方は変わるのかな。
聴く人の捉え方は変われど、羊文学さんの人への寄り添い方や、曲での支え方は変わらないのではないか…
改めて人間って、不安定で儚げでかと思えば豪快で傲慢で淡々としていて、不思議な存在。
私もその1人で、
その集団の中で何も気にとめず生きている。
でも生きるを実感できないとき、
私はこの曲を聞いている。
単純だな、自分は。
今日は落ち込んでいるんだ。
だからお酒も飲んでいる。
寝て忘れちゃおう。
みなさまおやすみなさい。
では。
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