娘は不登園児。
うちの末っ子は不登園児です。
今年の春に入園した末っ子。
一度もグズることなく毎日楽しく順調に登園していました。
夏休み明けまでは。
きっかけ
夏休みが明けて2日後に、義実家御一行様が襲来。
旅行に行って、夫も子供たちも楽しく過ごしてた。
土日も挟んだけれど、幼稚園は4日間お休み。
久しぶりの登園の日、朝起きて身支度と朝食を済ませ、あとはバスに乗るだけ!
…と思ったら「ママといたいーーー!!!」と大泣き。
その日はバスの先生の協力もあり、何とか登園。
帰って来てからはいつも通り、お友達と仲良く遊んだことを笑顔で報告してくれた。
でも次の日は寝起きから大泣き。
何を聞いても「ママといたい」と身支度も朝食もとらず、ただひたすらに泣き続ける…
バスの時間に間に合いそうになく欠席に。
ここから登園しぶりが始まった。
長女の時と同じ
長女は小学1年生の夏休み明けから2年生の夏休み明けまで不登校でした。
理由は「ママといたいから」。
(この時の話はまたの機会にできたら…)
末っ子の登園しぶりが始まってすぐ、「お前もかーい!」と思った。笑
他に理由がないか聞いても、ただただ「ママといたい」。
そこから毎朝てんやわんや。
とりあえずバスの利用は一時中断。
私が送迎することを伝えて、いざ登園!
この世の終わりかのように泣いて車から降りず、結果は失敗。
試したこと
1度だけ、「ママは出掛けなきゃいけない用事があるから、幼稚園に行かないなら1人でお留守番だからね」と家を出たことがあります。
もちろん出掛けずにバレないよう窓から様子を見ていました。
心細くなって、幼稚園に行けばよかった、と思うんじゃないかと淡い期待を抱いて。
末っ子は自分でお昼寝用の布団を敷き、タオルケットを掛け、ぬいぐるみを用意して横になり…
私は5分ほどで家の中へ。
短い時間だったけど、末っ子に「幼稚園に行けば1人でお留守番しなくていいし、お友達と遊べるよ?幼稚園行かない?」と聞いても、答えは変わらず「NO」で試合終了。
幼稚園が終わったら公園に行こう、お菓子を買いに行こう、お休みの日に動物園に行こう、水族館に行こう、温泉に行こう、おばあちゃんの家に行こう、幼稚園に行けた日はカレンダーにシールを貼ろう、あらゆる手を使ったけれど全てダメ…。
私は、(良く言えば)末っ子は意思の強い女性だと思うことにした。
欠席中の過ごし方
家ではお絵描き、おままごと、お人形遊び、かるた、トランプ、ひたすらじゃれ合う、などをして過ごしています。
小学生組は、末っ子と少し歳が離れていることもあってか、たまに一緒に遊んでくれる感じです。
真ん中の子とは必ずバトルが始まって、私が仲裁に入るまでがワンセット。(白目)
あとはお散歩や公園、買い物には積極的に連れて行って、出来るだけ体力の維持や外との関りを絶たないように気を付けています。
私が引き籠り気質なので、子供のうちはたくさん外に出て色々なことに触れてほしいなと。
(家事をしている間はどうしてもYou Tubeやサブスクに頼ってしまうけれど…)
私の葛藤
私は専業主婦。
仕事はしていないから、家で末っ子と一緒に居ることができる。
あんなに大泣きさせるくらいなら一緒に過ごしたほうがいいんじゃないか、何度もそう思いました。
でも、家族ではない幼稚園のお友達や先生と色々なことを経験して、外の世界に触れてほしい。
でも、それは私の"エゴ"なんじゃないか。
「ママといたい」という末っ子の気持ちを最優先するべきでは?
でも、「大泣きしたとしても、連れて来てくれたら私たちが何とかします!任せてください!」と先生たちに心強い言葉をもらえたから大丈夫。
でも、でも、でも、
毎日毎日同じことを考えていました。
これを書いている今も。
そのうち私自身が先生たちの目も気にするようになり(恐らく私の被害妄想)、幼稚園まで行かず欠席するように。
素直に先生を頼ればいいのはわかっているけど、どうしても"仕事もしていないのに大泣きさせてまで…"と末っ子が可哀想になってしまう。
毎日ずっとこの不毛な自問自答をしています。
これからのこと
先月末、幼稚園から連絡が。
1か月丸々お休みだったから11月に1時間でもいいから登園しないと、園と市の規定や事務処理など諸々の都合で"退園"になるかもしれないとのこと。
それは困る!!!
来年でも再来年でも、もう一度入園するとなるとまた初期費用がかかる!
(これは完全な親都合だけども…)
先月末は、インフルエンザで一家全滅だったため、園の規定では明日から登園可能に。
とにかく幼稚園の玄関まで行けるのを目標に。
それができたら、朝の会までの自由時間だけ。
次は朝の会に参加。
次は給食まで…。
今月いっぱい猶予があるし、徐々に徐々に幼稚園で過ごす時間を増やしていけたらいいかな。
あの不毛な自問自答はまだまだ消えないし、入園当初のように末っ子が楽しく登園できるまできっと続くんだと思う。
費用のこともあるけれど、やっぱり幼稚園でたくさんのことを経験して学んで吸収してほしい気持ちが1番強い。
自問自答にも自己嫌悪にも今はとことん付き合って、末っ子と一緒に乗り越えるしかない。
長女が学校に行けるようになって数年、今は「あの頃のあれは何だったんだろうね~」って笑って話ができている。
だから今回も、末っ子もきっと大丈夫。
だから私が末っ子にできることをやるのみ。
最後に
上手く言葉に出来たのかわからないけれど、今現在同じようなことで悩んでいる誰かに。大勢じゃなくてもいい。その誰か1人にでもいいから、"私も同じですー!仲間ですよー!"って伝わったらいいな…。
詳細は違えど、子供を思う気持ちは同じだと思うから。
こんな自分語り全開の記事に目を通していただき本当にありがとうございました!
次は何を書こうかな~
それではまた。