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#72 実戦経験が不足している場合の挙動認識
さあ、72本目書いていこう。
一発勝負時の挙動
一発勝負は、ここまでは受験、臨機応変が求められる対応(無茶振り)などとする。
一発勝負時は、文字通り、その一発で決めないとならないので、事前にしっかり準備しておかないとどうにもならない。よって、一発勝負時の問題に向き合うには、それなりの準備、心構え等が日頃から必要になる。
その勝負の舞台で、身体が固まって肩に余計な力が入っていたり、呼吸が乱れていたり、胸の息苦しさを感じていたら、それは当然緊張している証だが、同時に実戦経験が不足していることを示している。
ここでいう実戦経験とは、受験なら同様なシチュエーションでのテスト、咄嗟の事態に対応できるだけのトレーニングが日頃から足りてない。問題を解き、自分に問題提起して、どう答えるか正しいことは何か、の反復作業が疎かになっている。
問題提起と確認作業の意義
自分の身に起きていることに対して、何が原因なのか、問題はどこにあるのか、どうやって解決するか、正しいのかを自分の頭で考えておかないと、「正しいことが何なのか分からなくなってくる」。
周囲の価値観や空気に飲まれて、自分の正しい基準が保てなくなってくる。そうなると、例えば、声に力がなくなったり、先輩に質問するのが億劫になったり、自身が持てなくなったりして、それが行動に表れてくる。
自分の中で、正義に照らし合わせて、自問自答を繰り返すこと。時には、外部の文献をインプットしながら、正義に合うか否かを考える。その繰り返しが社会人になってから、上手くいってない気がする。サボりがちになるのだ。
再挑戦できる場合の挙動
例えば資格試験など、お金と時間に余裕さえあれば何度でも挑戦できる機会があれば、それは自分の気が済むまでやってみる。
ゲームなどであれば、すぐに2回目、3回目と挑戦でき、実戦経験が積めるので上達が早い。繰り返すことによって、どうアウトプットすれば良いのか理解するのが早くなるからだ。この点、一発勝負などは、繰り返すことができないので、どうやって実戦経験を求めていくかが課題だろう。
再挑戦できる場合には何度でも実戦経験を積むべきだ。手足の震えや無駄な呼吸、意識が消えたとき、それはゲームをやるように自分のものになったと言えるだろう。
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