「アニメージュとジブリ展」
先日「アニメージュとジブリ展」を見てきた。
開催の概要
4月15日より松屋銀座にて開催されている。自分の場合には前売り券で入場。当日券にまだ空きがあればローチケとかで購入できると思う。詳しくは公式サイトを参照する。
振り返り
全体の雰囲気を説明していく。
基本的に、撮影NGなので、エントランスと最後の辺りに撮影スポットがあるぐらい。
まず、画像にもあるように、歴代アニメージュのモビールがお出迎えだ。
最初に飛び込んできたのは、ガンダムだ。当時としては、アニメと言えば、ガンダムのようなSF系のアニメが主流で、冒険系のアニメはまだ異端だった。アニメージュは「ガンダム」でその後のアニメ界を牽引するような作り手に出会い、発展させていく。
その後はご存知のようにガンダムだけでなく、様々なジャンルのアニメが興隆する。それを視聴者も受け入れ、アニメージュもその時代の動きにならうように内容を変化させていく。
実際に、どういう内容が書かれているのか、アニメージュの中身も紹介されている。懐かしいアニメも多くあるので、「あ!このアニメ観てたな!」という感動もあった。
そして、最後に、お目当ての「風の谷のナウシカ」の登場。原画等の貴重な資料が並んでいた。
「アニメージュとジブリ展」というテーマではあるのだが、戦後のアニメ界の動きを垣間見れる内容となっている。アニメージュが歩んだ歴史と、その時に流行ったアニメ、どういう時代にあったのかが見えてくる。
アニメ制作について学べることは勿論のこと、個々の作り手の思想、歴史、アニメ界全体の動きも考えさせる壮大な展示内容だと感じた。
コンパクトな内容ではあるが、そこに詰めたい要素を的確に配置し、濃密な時を演出していた。
個人的には、ジブリが好きなので、行って良かった。
ここでしか手に入らない限定グッズもあるので、情勢が情勢ではあるが、余裕のある方はぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろうか。