【モンテッソーリ教育】子育てで、絶対にやってはいけない悪い褒め方とは?
本日紹介する『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』によると、
「すごい!」「上手!」「さすが!」「えらい!」だそうです。
なぜ、このような「一行褒め」が悪いのか?
それは「なぜ、褒められているか分からないから」です。
さらに「ほめられ依存症になる(ほめられないと不安、怒る、やらなくなる)可能性がある」そうです。
もうひとつの悪い褒め方
もうひとつの悪い褒め方は、性格(優しいなど)、外見、本来の能力(足が早いなど)を褒めることだそうです。
このような褒め方をすると、子供が努力しなくなったり、失敗を恐れたり、失敗しても言い訳ができるようにセルフハンディキャップに走る(テストの前に掃除をするなど、結果が悪かったのは掃除をしたからと言い訳できる)そうです。
では、どうすればいいのか?
監修の島村華子さんによれば、
具体的な理由を添える(すごい+理由)といいそうです。
例えば、パズルが完成したときであれば、「えらい!集中して取り組んだからパズルが完成したね!」などです。
あるいは「実況」がいいそうです。
例えば、子供が絵を書いているときであれば、
「青色で書いた後に、緑色で書いているんだね~」などです。
評価し、子供をコントロールするのではなく、ありのままを認める。
こうすることで、子供との関係性が深まり、会話が弾み、子供の言葉の発達にも役立つそうです。
子育ての悩みから解放してくれそうな本書。
漫画も多く、普段本を読まない人でも読みやすいので、普段本を読まない妻にも読ませたいと思いました(笑)
オススメです。