【書籍要約】キレない子供の育て方①
子育てをしていて、ふと「キレない子供の育て方」について知りたいと思い、手に取った本が本日紹介する『「自己肯定感」を高める子育て』です。
子供の人生に絶対必要な4つの資質
本書では、この4つの資質について、次のように紹介されています。
本noteでは、このうち、①キレない力について、私の理解をまとめていきます。(4つの資質1つ1つを子供たちに身に着けてもらうためにどうすればいいか、本書で紹介されています)
プラス脳とマイナス脳
まず、どんな人間にもプラス脳とマイナス脳になってしまうときがあると本書で説かれています。
プラス脳のときは、前向きな対応、例えば、周りの人の話に耳を傾けたり、受け入れたりできる状態です。
反対にマイナス脳のときは、闘争・逃走・硬直・失神反応をとりがち、だそうです。
どうすれば、子供を「プラス脳」優位にできるか?
ここからは本書を読んだ私の理解について箇条書きでまとめていきます。
・必要なのは、毎日の子供とのやりとりだけ
・「プラス脳」は親から子供に贈る最高のプレゼント
・自己肯定感を育てるとは、子供の言いなりになって、いつもいいよ、ということではない
・大人も子供も完璧にならなくていい、少し力を抜くぐらいでちょうどいい
・本を読んであげているとき、「どうしてこの女の子は悲しくなったんだと思う?」と質問すると、相手を思いやる回路が働き始める
・親は注意というツールを使って、子供の成長を導くことができる
・子供の脳は2階建て。1階部分は原始的な機能。扁桃体と呼ばれる。愛、怒り、呼吸、まばたきなど。2階部分は前頭前野。計画づくり、思考、想像などの機能を司る。
・2階の前頭前野は20代半ばに完成する。
・2階の前頭前野がプラス脳。子供がマイナス脳の反応しているときは我慢は必要。
・脳の2階建てについて「手で作る脳のモデル」で子供に教える。
(左手を出す。親指を手のひらにつける。これが1階の脳。その上から4本の指で包み込む。4本の指が2階の脳。たまにはじけてしまって、1階の脳がむき出しになってしまう。このときはかんしゃくを起こしている状態。そうなったときは、2階の脳でぎゅっと1階の脳をおさえてあげれば、おさまるといったように)
・怒りを感じること自体は健全な状態。意義のある人生とは感情豊かな人生。
・子供は前述の通り、未発達なので、怒りを感じたときに抑えられない。(大人も抑えられないことが多いけど・・・)だから、親のベストな反応は、子供がバランスをとる手助けをすること。愛情深くなだめる存在になること。(つながること、共感すること、愛されていると感じさせて、聞く耳を持つ状態にすること)
時間が来てしまったので、明日に続きます。
親として、どう子供に接すればいいか分からないとき、本書は非常に参考になる本でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?