【書籍要約】キレない子供の育て方②
子育てをしていて、ふと「キレない子供の育て方」について知りたいと思い、手に取った本が本日紹介する『「自己肯定感」を高める子育て』です。
本日は2日目。
子供の感情には3つのゾーンがある
①グリーン・ゾーン
「プラス脳」の状態。
②ブルー・ゾーン
閉じこもった状態。うちの子の場合、布団に顔を埋めて、反応しなくなったりする・・・。
③レッド・ゾーン
怒り、暴力的になる状態。
親の役割はグリーン・ゾーンの幅を広げてあげること。レッド・ゾーンに入ってしまったときにグリーンゾーンに戻してあげること。
レッド・ゾーンから、グリーン・ゾーンに戻りやすくするためには?
子供にレッド・ゾーンの概念について教える
息をゆっくり吸うなど、心を落ち着ける方法を教える
ボードゲームなど、イラつくゲームをして、レッド・ゾーンに向き合うトレーニングを一緒にする
親が「プラス脳」で子供に対応する
「みんなは1人でやってるよ」「もう大きいんだから・・・」これは大人が「マイナス脳」で対応している。
「プラス脳」で対応するなら、子供の感情を認め、尊重し、段階を踏むこと。
重要なことは、まず子供とつながること(関係性をつくること)、スキルを養うこと(何事も急にはできない!)
子供がテレビを見たかったのに、もう終わりと大人に言われて、かんしゃくを起こしたら?
「どうしてもあと1つ見たかったよね?つらいよね。わかるよ。そばにいるからね。」と耳を傾ける。よりそう。我慢という難しいきもちに耐える練習をする。
本当のしつけとは?
しつけとは、子供の悪いふるまいを怒り、叱ることではなく、「そうしないためのスキル」を教えることである。
グリーン・ゾーンに子供がいなければ教えられない。グリーン・ゾーンに戻すためには、子供より下に顔の位置を下げて、そばにいるよと伝える。
子供の感情を無視してはいけない。
子供の感情を無視すると、子供はもっとキレるか、本当の気持ちを隠してしまう。
「そんなに痛くないでしょう?」「おおげさじゃない?」「もう、知らない」は子供の感情を無視している。
その他、メモしたこと
・愛や思いやりはどれほど注いでも甘やかしていることにならない
・子供に不快な気持ちを経験させよう
・親の仕事は、つらいことや不快な気持ちから子供を救うことではない
時間が来てしまったので、明日に続きます。
親として、どう子供に接すればいいか分からないとき、本書は非常に参考になる本でした。
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