下北沢観光。好きな映画の撮影地を巡って。
会社の夏休みを利用して8/14.15と1泊2日で東京観光しに行ってきた。
行く理由としては、
・好きな映画の撮影地に生きたい。
・一人旅をして新しい経験を得たい。
・東京のあらゆる街を徘徊したい。
などの理由で、僕は登山用リュックを背負い半袖半パンのラフなスタイルで東京へ行くことを決めた。
タイトルの好きな映画はというと、下北沢が舞台となった今泉力哉監督の「街の上で」だ。
その撮影地、下北沢を巡って僕が感じたことを書こうと思います。
午前中に東京駅に到着し、それから電車を乗り継いで下北沢駅に到着。
リュックから「街の上で」のパンフレットを取り出して、パンフレット上にある下北沢ロケーションマップを見ながら下北沢の街巡り。
映画の中で出てきた撮影地の建物が目の前に現れた時に僕はとても心躍った。
まるで少年のように。
いくつかその場所で起こった出来事がある。
劇団白鳥座前で、古着屋から出てきたロックバンドのTシャツを着ていた女の子に声をかけた。
僕「現地の方ですか?ここに劇団白鳥座の看板ってかかってなかったですか?」
女の子「あっ、無くなっちゃってますね〜。前はあったんですけどね〜、観光ですか?」
僕「そうなんですよ。好きな映画があってそれで巡ってて〜、ココで撮影地になってたんですよー。」
女の子「(僕が手に持つパンフレットを見て)あっ、「街の上で」だ。」
僕「おー!やっぱ知ってんですね!そうなんスよー!」
と今年30になったおっさんがテンション上がってしまいまして、少し会話が弾んだ。
今となれば良い思い出だ。
あと古着屋hickoryに入店時、働いていた店員さんに「すみません、今日って荒川青さん何時から出勤されますか?」とボケで聞こうと思ったがたぶんスベるし関西ノリはここでは良くないと思いやっぱりやめた。(やめて良かった!)
お盆休みということもあり入れなかった場所もあったが、実際にその場所に行けて現地下北沢の空気感を感じれて良かった。
下北沢の街はあちこちに古着屋があって、街を歩く若者も古着を着こなしていて、自分が思っていた以上に下北沢だった。リンガーTシャツにジーンズを着こなす女の子が様になっていた。
僕も過去にアパレル店で働いていたこともあって「街の上で」の主人公、荒川青の生活習慣に感情移入してしまう作品の一つだ。
古着、古本屋、映画館、ライブ、レコード、当時も今も好きでこの娯楽と共に生活することに大切な価値を感じている。
好きなモノは他人にどう言われようと好きでこれはとても大切なことなんだ。
自分の好きなものの価値観をこれからも信じ続けよう。
「誰も見ることはないけど 確かにここに存在してる」