桃太郎の伝説
こんにちは。マルチ視点リフレーマーのたなたなです。
先日、桃太郎神社に行ってきました。車で30分もかからないほど近くにあるにも関わらず、今回行ったのは初めてとなります。というのも、そういう神社があることは知っていたのですが、不気味な彫像があったりと、珍スポット的に扱われていたので、特に興味も湧くことはありませんでした。
なのに今回行こうと思ったのは先日あるところで愛知県の風土記の話を聞いたことがきっかけです。
かつて愛知県一帯がほとんど海だった頃の話です。津島や長島や飛島という地名がありますが、あそこは本当に島だったそうですね。
そこらあたりに4つの大きなグループが住んでいて、それぞれ一木、二木、三木、四木と呼ばれていました。
その中で一木(今の名古屋市天白区辺り)にイザナギ、イザナミの子孫がいて三木(今の一宮市辺りの大きな島)とともに治めていたそうです。一木と三木で一三木、これを縦に読むとニニギ、そうアマテラスの孫で天孫降臨のあのニニギノミコトのことです。
そのイザナギの正統な血筋だった一三木を二木(今の犬山市辺り)のグループが乗っ取った話。それが桃太郎に隠された話なんだそうです。だから犬山市に桃太郎神社があることも頷ける。信じられない話ですが、そう考えると、珍スポット的に扱われる桃太郎の彫像も、すごいオーラを感じて向き合うことができました。
ちなみに天白は天皇から王がいなくなったことを示しているそう。意味深ですね。
そんな日本の神話と身近に繋がる土地に今住めていることに感謝して、これから風土記についてもっともっと学びたいと思えることができました。
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