知らない世界を知れば環境を変えられる
皆さん、こんにちは tnsatoです。
私はドラッグストア企業から、17年前に現在の小売企業に転職しました。
その後は10年ほど海外勤務を終え、2019年より日本に安住しております。
海外旅行と筋トレが趣味です。薬剤師になれたにもかかわらず、卒業後はビリヤードでプロを目指し無職だったときは、親も教授もめちゃくちゃ怒ってました… その後、挫折しサラリーマンとなりました。若気の至りですね。
今回は、デジタルや最新ツールを学べる機会に身を置き、自己投資としての学習に燃えています。そこで、皆さんに私自身のことやお仕事に関することを紹介させていただきたく記事を投稿しております。よろしくお願いします。
1.ムキムキゴリラになりたい
時は早いもので50歳まであと数年と迫ってきました。時代に食らいつくためにデジタルに関することや新しい技術に関することを勉強して、「この年代の人にコレ伝わらないから...」と若者を失望させないオジサンとして頑張りたいと思っています。
プライベートでは0歳児と2歳児のパパとなり、毎日保育園に朝7時・夕方6時と往復し、家では座る暇がほとんどありません。そのため、仕事と家庭の時間の流れが以前とは逆転しています。しかし、妻と毎日子供の成長を発見し感動を共感しながら、忙しくも賑やかで幸せな毎日を過ごせていることに感謝しています。二人の娘が社会人になるころには私はもう70歳間近...体力の衰えに可能な限り抵抗するために、週4日の筋トレは欠かせません!いつまで続くか自分との戦いですが、いつかはムキムキゴリラになりたいという夢を持っています!
2.私のミッション
お仕事は小売業の会社でEC事業を担当しております。
弊社のEC事業は、本社にて2つの本部が管掌しているため少し複雑です。
EC本部
システム・事業収支・全体販促企画・集客策・物流 などの管理
EC商品本部 (私の部署)
商品調達・取引先交渉・商品に紐づいた販促・商品売上や利益など関連数値・商品発注・在庫・商品ページ・お客さま対応・ などの管理
私は後者の部署にて商品・オペレーションの責任者を務めています。
歴史のある企業ゆえに変化速度が遅く、デジタル変革や時勢への対応に遅れをとってきたこともあり、EC事業含めDX推進が急務として全社一丸となって大改革中です。一方、歴史のある企業ゆえに有しているリソースは非常に大きく魅力的です。
・リアル店舗のお客様情報
・豊富なタッチポイント(店頭・オウンドメディア・SNS・関連会社)
・商品調達力
・非小売り事業含めたグループ関連会社連携による独自価値創出
・培ってきたお客さまとの信頼関係(のれん)
上記は一部ですが、これらの貴重なリソースを最大限に活用して、「このECサイトのおかげで便利で楽しい体験ができるようになった」とお客さまに感じていただき、お客さまの生活を豊かにする事業へと成長させていくことが私のミッションです。
3.助さん角さんに支えられ
そんなEC事業を目指しておりますが、皆さんと同じく日々の業務は大変です。関連する部署が多数あり、利害衝突やトラブルシューティングは日常のルーチンです。そんな業務を11名のメンバーでこなしており、今回は核となる二人を紹介いたします。
この二人は業務範囲も広いことから実務への知見が豊富なため、相談と共感を得ながら今後デジタル化の推進していくうえで、アウトプットを最大化するのに重要なメンバーです。
また、将来事業を任せ、成長につなげてもらいたいと期待をしています。
1人目 「助さん」 優しく機微に長けた母性の塊
主に発注・出荷・CS対応・販促・経費を中心に管理するマネージャーです。彼女はまさに、「縁の下の力持ち」という名がぴったりの存在で、組織を支える超頑張り屋さんです。すべての業務に目配りし、困っている人がいると必ず手を差し伸べる人格者です。
お金の番人でもありますので、ルールを間違えると私も厳しく指導されます。
2人目 「格さん」 気さくで優しい3児の大阪人パパ
主に商品調達・商品企画・商品メンテナンスといった商品管理マネージャーです。彼は膨大な量の商品情報を部下3名とともにハンドリングしており、営業の要でもあります。もともとバイヤー経験も豊富なため商品基礎知識や交渉力もあるため、今までの業績を牽引してきたリーダーです。笑顔が素敵で怪しい関西弁の語り口調は、部下からの信頼も厚くチームをまとめてくれています。私なりに褒めてます。
私は助さん・格さんを中心としたチームメンバーに支えられながらお仕事をさせていただいています。私の雑な仕事っぷりについてきてくれてありがとう。
4.助さん格さんに聞いてみた
ちょうど良い機会ですので、そんな二人に私の印象を聞いてみました
「私の印象」
親分・アニキ・勉強熱心 百戦錬磨 子煩悩
「私を紹介するひとこと」
猪突猛進 まっすぐに突き進む ストイックな人
だそうです。やはりストレートに表現はしにくいでしょうが、翻訳すると「ビジネスを急ぎすぎるあまりに雑になってることも多いですよ、ちょっと待ってよ」とも、伝えたかったのだと思います。反省しつつ真摯に受け止め自身を律しながら精進してまいります。でも、変わらずゴリゴリ行きます。
5.知らない世界を知ることで環境を変えたい
弊社はリアル店舗中心に長きにわたり商いを行ってきたこともあり、リアル店舗用システムの改修は行わず、全体設計像を持たないまま個別にEC事業用システムを立ち上げてきた経緯があります。そのシステム間の隙間を埋めるため、とても多くのシステムとソフトウェアが存在し、非常に複雑に絡み合う特殊な環境の中、業務の運営・管理をしております。
一例ですが、商品マスターについてもリアルとECの互換性はないため、それぞれのチャネルで商品登録・メンテナンス・分析を行った上で、それぞれのデータ統合を属人的に行わなければ全規模が算出できません。
作業面で行けば、商品の改廃情報(新商品と廃版商品の更新)を行うためのチェックだけでも、
・3つのシステムから22回ダウンロード
・22の異なる形式のCSVファイルをつなぎ合わせて一覧化
・チェックリストに加工
・担当者に配布しサイトメンテナンス作業
・最終確認
毎週行う単純な作業ですが、工数が多く事故リスクも高いため、スタッフのストレスと業務負担になります。優秀な助さん・格さんもこの環境では作業に追われ、本来の営業活動や創造的な仕事の時間が圧迫され、能力を発揮しきれません。色々調べる中で、この課題はRPAやパワーピボットを学べば解決できることがわかり、さっそく格闘中です。
他にも複数システムの隙間を属人的に埋めている作業は多数あり、私の知らないデジタル技術やソフトウェアを知ることで効率化したり、気づいていない課題を発見するなど環境改善がすることができるはずです。
デジタルによる解決で環境改善を肌で感じれば、スタッフのデジタルへの関心とリテラシーも向上し、能動的な学習を促進できると考えています。
課題解決につながるプロトタイプを作成することは、スタッフが本来の能力を発揮できるようになり、事業とともに成長できる環境へと変えることができます。結果として恒常的な組織の良い循環の骨組みなると考えています。
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