自分の中に馴染む「場づくり」の意識
これは毎月作成する振り返りnoteの見本です。
毎月発行するマガジン「妄想紙」には、ゼミ生が1ヶ月でそれぞれ考えたことや感じたことを書いていきます。
長岡ゼミで過ごす4月。もう8年目にもなることに驚きつつ、この時期はあまり新しい発見を見つけにくいと感じている。ゼミの最初ということで、オリエンテーションやフィールドワークも、すでに知っていたり、何度も参加したことがある場所が多いからだ。だが、1ヶ月のツイートを振り返ると、新たな発見や喜びがあることに気づいた。1ヶ月のうち、特に印象的だった2日間のことについて書いてみる。
◆0408_流されるBGMにも小さな意識
ゼミ初日。前半はゼミのテーマの話やゼミで使うツールの説明などのオリエンテーション、後半は自己紹介を兼ねて「自分が行動したいこと・興味のあるテーマ」を対話した。
事前に学年ごとでゼミの説明はあったものの、それらは全てオンライン。つまり、「全学年揃って対面で」会うのはこの日が初だった。そこで、私は場づくりについて考えた。机や椅子の配置はもちろん、新ゼミ生が緊張しないようにずっと笑顔でいることも意識した。中でも気合を入れたのはBGMだ。
このツイートはゼミ後につぶやいたが、それに対して「知っている曲とか好きな曲たくさんで楽しかったです」と新ゼミ生から返信がきた。ほんの少しの事でも場の雰囲気は変わるということを体感してもらえたと思うと、嬉しくなった。
◆0422_まちの中で仕事ができない理由
この日はフィールドワークを行った。ゼミ生は大学に集まり、オンラインの授業を受けやすい場所を探し回る。私は神戸なので、自分のまちで仕事がしやすい場所を探してみた。
商店街のベンチや公園、役所の建物などをぐるぐるみていて気づいたことがある。その場にいるだけなら居心地が良い場所も、PCを開くとなるとなんとなく居心地が悪いということだ。考えてみると、自分がPCをその場で開くことの影響力や他の人からの見られ方が関係していると気づいた。
◆まとめ
この一ヶ月間のまとめを見てみると、そこまで意識していなくても自分の中に「場づくり」というキーワードが染み付いていることに気づいた。良くも悪くも、その場にいれば自分の存在や行動は影響力を持つ。そういえば、イベントに参加すると主催者からよく感謝されることを思い出した。ツイートをしたり、質問したり、うなずいたりという反応をするからだ。自分にとっては小さいことも、誰かには影響する。それが私の「場づくり」の意識なのだと気づいた。
================
くりのさやか
法政大学経営学部長岡ゼミチューター
綺麗事が、“キレイゴト”じゃない世界に。をモットーに、いろんな人や団体をゆるっとお手伝い中。
note:https://note.com/kurichandaze
個人の発信
・1ヶ月のtweetまとめ
・twitterアカウント
長岡研究室の発信
・twitterアカウント
・Facebookアカウント