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妄想紙

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長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。
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#ゼミ

妄想紙[vol.40]February

長岡研究室では、越境活動をそれぞれのゼミ生が行っている。どこに行くか、どのくらいの期間越境先に関わるのかはゼミ生に委ねられている。 そうすると、複数のゼミ生が行く越境先もあれば、誰も行ったことない越境先も出てくる。 誰も行ったことも見たこともない越境先の活動について話す。そのためには何が必要か。 それは聞き手が追体験できるようなエピソードである。 さて、ゼミ生はどんなものを「観て」きたのだろうか。そして何を感じて、何を伝えたいと思ったのか。一緒に追体験していこう。 ◆【

妄想紙[vol.39]January

「学校の授業っぽくない」 今回の妄想紙をまとめていた私の感想だ。学校の授業というと、つまらない・必要だからやる・消極的など、そんなイメージがある。だが、学生の文章にはそれとは真逆の言葉が書かれていた。 いまはすっかり週に1回のゼミやゼミ生の活動、カフェゼミに夢中になっている。 全部、やらなくてもいいこと。だけど、頑張るし続けるのはその時間が大切だと感じているから。 ゼミ生全員には笑顔蔓延した アイデアを出すことに楽しさを感じる自分の一面に気づいた。 ゼミの活動に夢中

妄想紙[vol.38]December

今年最後の妄想紙はカフェゼミについて、特に当日までのプロセスについて綴っている記事が多い。それはつまり、自分が本当に思ったことや感じたこと=私の発見を書いている学生が多いということだ。 学生が書いた記事が読み手にどんなふうに評価されるかはわからないが、アマチュアリズムという観点からぜひみて見てほしい。 アマチュアリズムだからこそ見える、小さな気づき。 さて、カフェゼミはどんなプロセスでつくられたのか、それぞれの学生がどんなことを感じたのか、ぜひ見ていこう。 ◆【グループ

妄想紙[特別編]皇居一周ウォーキング、小さな発見

今回は特別編として、11月14日に行ったフィールドワークについてそれぞれ執筆しました。フィールドワークでは「皇居の周りを“スキャン“しながら歩く」をテーマに歩きました。 記事の中では、フィールドワークの中でゼミ生が「発見したもの」について紹介しています。さて、どんなことを発見したのでしょうか。 ◆大都会東京での生活 / ノノカ ◆鴨見つけた! / まめきち ◆「タイムよりゆとり」 / ペパーミント ◆ 鉄の柵ってそこにも使うんだ⁉ / コウディー ◆皇居の周りの使

妄想紙[vol.37]November

慶應大学SFCキャンパスの加藤文俊先生をゲストに「まちに還すコミュニケーション」という視点から、越境活動を消費しているのではないかということについて考えてみた。 詳しい内容はゼミ生の記事を見ていただくとして。 カフェゼミの活動では当日だけではなく、準備や振り返りまで含めて一連の活動として行なっている。その中の振り返りについて、長岡先生の記事では以下のように書いていた。 この妄想紙も毎月の振り返りという側面があるが、「気づき」を書いている学生が多い。それだけでいわゆる反省ば

妄想紙[vol.36]October

夏の暑さも和らいできた頃、夏休みを終え、大学にも多くの学生の姿が戻ってきた。長岡ゼミでは夏休み期間の活動は、ゼミ生が各自で越境活動を行う。ゼミとして活動を再開するのは夏休み終了直前に行うゼミ合宿だ。 今年のゼミ合宿は静岡県の焼津市でフィールドワークし、そこで感じたことをテーマにラジオ収録と配信を行った。ジングルやアイコン画像の作成、収録や編集まで自分たちで行う。その制作時間で「時間がない!」と焦りを感じていたところから、だんだん「もっとこうしたい!」と変化していくことがあっ

妄想紙[vol.32] May

新たなゼミ生を迎えてゼミがスタートし、この妄想紙も小さなチャレンジを始めようと考えています。まずは長岡先生のエッセイをご紹介します。改めて、私たちの活動とそこにあるスピリットに触れたうえで、ゼミ生のnoteを見てみてください。 越境活動◆「協働」で生まれるめちゃ良い雰囲気 / こーたろー 無理やり納得させて頑張っている人達がたくさんいると思う。だから多分、仕事じゃなくて趣味やほかの部分で生きがいを見つけようとする人が多いのではないかと考える。青山ファーマーズマーケットの空

妄想紙[vol.31] February

1年を通し更新してきた妄想紙。最初はゼミでの出来事を書いていたゼミ生も、越境を通して様々な経験を綴っている。多様な越境先とそこでの気づきをぜひ覗いて見てください。 ◆構えないで関わりたい / まめきち 【手話/コミュニケーション】ある日テレビを見ていると手話が公用語である手話カフェ「social café sign with me」の特集が目に留まり行ってみたくなった。そのカフェは店員さんが聴覚障害を持っており店員さんとのコミュニケーションに声ではなく手話などの身振りを使う

妄想紙[vol.30] January

長岡研究室の学生が執筆する妄想紙。 今回は書きたいと思ったことがある人が提出する形式で、3本のnoteが集まった。2023年最後のnoteということで、振り返りやこれまでの自分との比較について書いているものが多かった。日々自分の感じていることを残すことで、今の自分との違いを感じることができる。さて、この一年でゼミ生は何を感じたのでしょうか。 アウトプットしないと、もったいない。 / しょう 選択と勇気が楽しいを作る / non この2年間の私は。 また2年後の私は。 /

妄想紙[vol.29]

長岡研究室の学生が執筆する妄想紙。妄想紙のテーマは自由だが、今回はどの学生も「カフェゼミ#59みんなでダイバーシティ社会のキャリア・ストーリーを聞こう」についてのことを書いていた。しかし、書いていることは様々だ。取り扱ったテーマについて書いている記事もあれば、場づくりや対話、準備段階の出来事について書いているものもある。ぜひ気になったものから読んでみてください。 ダイバーシティ◆「心の段差」を乗り超える / リンメイ ◆認識を変え、みんなが同じ生活ができるように / ミカ

妄想紙[vol.28]

10-11月にかけてゼミ生が執筆した妄想紙。この期間にはカフェゼミやゼミ生のプレゼン、ゼミ受講希望者が参加するオープンゼミなどを行った。活動の中で何かを発見した人や他者の言葉や目線で気づきを得た人。それぞれの小さな発見を見てみましょう。 自分で楽しくする / まめきち 学校にカフェを開いてみた / しょう 手伝ってくれるのではなく、同じ生活をする / ミカン 見えていなかったもの / non 私、独裁者だったかもしれまぜん。 / クマノミミ

妄想紙[vol.24] June 2023

ゼミが始まり1ヶ月。ワークショップやカフェゼミ、越境など今年度初の活動も出てきた。特に学外でのゼミ「カフェゼミ」では、社会人やゼミ生以外の学生とも男性の子育てや育休など、テーマについて対話をする機会になり、印象に残ったゼミ生が多いようだ。 越境◆私が行った道を、あなたも/ヨンソ Wheelogとは、団体であると同時に、みんなが利用できるアプリでもある。車椅子でもあきらめない世界をつくるため、アプリを利用している利用者とバリアフリーマップを作っていくという趣旨を持っている。

妄想紙[vol.23] May 2023

新年度最初の妄想紙となる今回は、2年生から4年生まで合わせて15名がそれぞれnoteを執筆した。初めてのnote執筆となるゼミ生もいれば、3年目となるゼミ生もいる。それぞれがどんなことを感じたのか。同じ妄想紙でも違う味わいをぜひ楽しんでください。 越境◆とても嬉しかったひと時/リンメイ 「息子に話しても軽くあしらわれるし、友達とも気軽に会えるわけではなくて。こうして話せて気分転換できた、どうもありがとう。」といった一言をもらって別れた。私が彼女を知らないのと同じように、彼

妄想紙[vol.22] January 2023

今回は年度内最後の妄想紙ということで、テーマは自由、文字数制限はいつもの3倍である900字となっている。いつもよりも長い文章で、ゼミ生は何を綴ったのか。詳しい内容や感じたことをぜひ気になったものから読んでほしい。 越境(まちを繋ぐ/働く場)「何をやる?」ではなく、「なんのためにやる?」/ののか 東京都練馬区にある共同住宅「青豆ハウス」。住む人と集まる人が一緒に育てる共同住宅というのがコンセプトである。そんな青豆ハウスの1階にまちのキオスク「まめスク」が昨年9月に誕生し、1