マスクの下の顔が最近たるんでる?!
パーソナルトレーナー高橋哲仁が記載します。今回の記事では最近顔がたるんだ気がしませんか?実は今まで付けていたマスクが原因かもしれません。今回はマスクの下たるみについて簡単に解説していきます。
「マスクの下の顔が気になる?!」
今ではマスクするのが当たり前のようになってきました。ふとマスクを外した時マスクの下の顔のたるみが気になったりしていませんでしょうか?
マスクをすることが当たり前になり、顔の下半分がゆるみ始めたわけではありませんが。ですがマスクで隠れていることで目から下が圧迫され話す際もマスクがじゃまをして話しづらく、楽しくても大きく笑うことに制約がかかり、表情筋が以前よりも使われなくなっていることは考えられます。
それがたるみの目立つようになった原因かもしれません。マスクをしないときは、見られているという意識から口角を上げることも多かったと思いますが、マスクをすることで意識が薄れてその部分の筋肉が衰えていると思います。
また、マスクの圧迫は肌の血流、リンパの流れを滞らせ、老廃物がたまりがちになるので、顔のたるみが一気にすすむのも無理はありません。そして皮膚と皮下組織と脂肪の減少によって、皮膚が下がるという症状です。その下がった皮膚を表情筋でクッと持ち上げることで、もたついていたものが引き締まって見えていたのです。そこで意識してもらいたいのが実は顔にはたくさんの筋肉がありその筋肉を家に帰ったらマッサージとトレーニングが必要になのです。
「顔周りの筋肉は?!」
では一体どのくらいの筋肉が顔にあるのでしょうか?実は顔には30種類以上の筋肉があり、これを表情筋と言います。
私たちはこの筋肉のはたらきによって目や口、鼻などを動かし、様々な表情作っています。しかし、表情筋は普段の生活では半分も使われていないそうなので、
今回は主に使われる表情筋をご紹介します。
①大頬骨筋・大頬骨筋は、頰骨からスタートし、口角の皮膚についている筋肉です。口角を上向きに引き上げる働きをします。大頬骨筋がしっかりしていると、若々しい笑顔を作ることができます。大頬骨筋の周りには頬筋肉や小頬骨筋などの表情筋もあります。
②小頬骨筋・こちらも大頬骨筋と同じように口角を引き上げる働きをします。こちらがたるむと鼻の下が伸びたような印象になります。小頬骨筋も上唇を上の方向に引き上げ頬を上げる効果があります。
③頬筋・頬筋は上下のあごの関節から口元につながる筋肉です。こちらも表情を作るのに関係し口角を上げる働きもあります。主にこちらの3つの筋肉が頬を支えている筋肉なります。まずは表情をたくさん作る事が大事なのでマスクの下でもしっかり表情を意識したいですね。しかし表情筋が30種類あるとは思いませんでした。
「トレーニングの方法と効果は?!」
しかしマスク越しでは中々思うような表情は作れないと思いますので、おススメトレーニングをご紹介します。
まずは準備運動で口を閉じながら頬を思いっきり膨らませましょう。顔の血行が良くなり温かくなるので筋肉が動きやすくなります。
準備運動が終わりましたら、声をだしながら口を大げさに動かしましょう。「あいうえお」こちらの発音ですと口を全体的に動かせる発音になります。
口角を上げる発音は「いきしちにひみいりい」です。こちらの発音は口角を上げる発音になり、たるみ予防と小顔効果におススメです。各1分間続けていきましょう。
「ご飯を食べながらトレーニング!おススメ食材は?」
よく嚙む事は食事をする上ではとても大切です。表情筋のトレーニングにもつながります。慌てて食べたり、飲み物で流し込んだりとトレーニングチャンスを逃していますね。
噛むときに使う「咬筋(こうきん)」も骨格筋です。咬筋をしっかりと使って噛むことは口の周りにある口輪筋、舌筋、頰筋などの筋肉に刺激を与えます。
つまり、口周りの筋肉を正しく動かしてよく噛んで飲み込むだけで口元全体の筋肉を鍛えることができ、あごや頬のたるみ防止にもつながるのです。食べ応えのある食材は固いものや繊維の多いものや弾力のある食材です。・肉・レンコンやキャベツ・イカ、タコなど根菜類でしたら意識して大きめにカットする、皮付きのままで食べることもおススメです。少しの意識が頬を上げる事につながります。
「最後に」
いかがでしたでしょうか今回の記事ではマスクの下のたるみが少し気になりだしたので簡単に解説しました。頬のたるみを歳のせいにはしたくないので、しっかり口角を上げて食事中はしっかり味わいながら食べていきたいですね。無理なくできる事から意識して行っていきましょう。ダイエットをしたくてもなかなか踏み出せない方は、できるところから少しずつかえていきましょう。そして運動能力を鍛えていきましょう。
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