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大手予備校英語科講師,この夏『黄リー教』を読む

自身の読解指導をブラッシュアップするため『黄リー教』を読んでみようと思う。夏期講習の合間に少しずつ読んでいくつもり。

有名な本なので知らない人は少ないかと思うが,念のためどういう本なのかを説明しておく。

英語を正確に読むために必要なルールを一から十まで,いや,ゼロから十まですべてを徹底的にしつこくしつこく紹介・確認する本

我々英語講師は,と言うと「主語が大きい」と批判されるかもしれないが,おそらくほとんどの英語指導者は(皆さんこれくらいはわかってますよね?)というある程度の予備知識を前提として指導をしている。

ところがこの『黄リー教』はそういう姿勢を見せない。アルファベットの読み書きができる人であれば誰でも歓迎する方針で書かれている。それでいて到達点は信じられないくらい高い。帯にある「原書が読めるようになる」は誇大広告ではない。

私は今回『黄リー教』を「自分の授業ではここまでの基礎は話していないな」という部分に線を引きながら読んでいこうと思う。

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不知塾と書いて「しらずじゅく」と読みます。 ソクラテスの「不知の自覚(無知の知)」を重視しています…

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