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【大学受験攻略法】英語が苦手過ぎる高校生が京大理学部に現役合格した話【再現性ほぼゼロ】
タイトルにも書きましたが再現性はほぼゼロです。真似することはまず無理です。それでも,ここに大学受験で勝利するための重要なポイントが含まれているので記事化します。
彼は本当にびっくりするくらい英語ができませんでした。偏差値は30程度。
しかし,数学は全国トップレベルでした。「どうしても京大の理学部数学科に行きたい」と相談を受け,サポートをさせてもらいました。
センター試験(当時)も二次試験も理系科目での高得点はほぼ確実でした。英語は「大コケ」しなければいい感じでした(それでも最終的には英語偏差値は60程度になりました)。
私が提案した「戦略」は
英語で「京大レベル」になろうとするな
でした。
そのための「戦術」は2つ。
・基本単語を完璧にせよ
・主語‐述語の把握に専念せよ(他の文法は気にしない)
いま手に入る市販教材で言えば次の2冊と同等のことを徹底してもらいました。単語は『必携英単語 Leap Basic』。
読解は『英文読解入門10題ドリル』(これの元になったプリント教材に取り組んでもらいました)。
英語の受験勉強はこの2冊だけでオッケーだと言われた彼は本当にうれしそうでした。英語の時間は最低限で,大好きな数学をモリモリ勉強していました。
念のため補足しておきます。「英語の受験勉強はこの2冊だけでオッケー」というのは「学校の勉強以外に」という意味です。ここを勘違いしてネット情報を鵜呑みにし失敗する人が後を絶たないのは本当に悲しいことです。
冒頭でこの記事には「大学受験で勝利するための重要なポイントが含まれている」と書きました。「重要なポイント」とは何のことかおわかりでしょうか。念の為に明記しておきましょうか。
合格は合計点で決まる
このことです。これを理解していない受験生どころか指導者までいるのは実に残念です。
有料部分に「おまけ」を置いておきます。彼が私に最も感謝してくれたことです。
皆さまからのお布施はありがたく頂戴いたします!