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教科書で独学するのは可能なのか?

今回の記事には「答え」や「解決策」はありません。

(うーん。そうだよねえ。どうしたもんかねえ…)とこれから一緒に悩んでほしくて書きます。

例えば世界史の勉強を独学ですることにしましょうか。

「世界史探究(旧世界史B)」の検定教科書であれば860円(非課税)で購入できます。リンク先の広島教販さまなら通販で誰でも購入できます。

帝国書院の『新詳世界史探究』は全360ページで,山川出版社の『詳説世界史』は全392ページです。

安価でコンパクトにまとまっていますが,ご存じのように教科書の文章は読みにくい!

そこで,高校生・受験生が頼るのが「講義系」の学習参考書です。

有名な『実況中継』全4巻をそろえると,合計6050円(税込)で1849ページです。

同じく定番の『ナビゲーター』だと,全4巻で合計4400円(税込),1057ページです。

これらは確かに教科書に比べてはるかに読みやすいのですが,非常に高額になりますし,ページ数が数倍になります。

標準的な高校生・受験生の素直な感想は次のようなものではないでしょうか。

教科書:読みづらくて読む気がしない
講義系:ページが多すぎて読む気がしない

「だったら勉強するな!受験するな!大学に行こうなんて思うな!」と発狂したくなる気持ちをぐっとこらえて,解決策を考えてみましょう。いや,最初に書いたように,一緒に考えていきませんか?

ここからはメンバーシップ会員限定です。ある高等学校での世界史教科書の活用法を紹介します。ここまで述べた問題を考える上でのひとつの有力なヒントになるかと思います。

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356字

不知塾と書いて「しらずじゅく」と読みます。 ソクラテスの「不知の自覚(無知の知)」を重視しています…

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