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イルカショーは必要か

必要だ。というか、イルカショーは人類の好奇心の強さの一端だ。

人類は誰かに強制されるわけでもなく世界の理を紐解いてきた。原動力は「好奇心」だ。

人類は好奇心を満たすことで幸せを享受し、好奇心による発見、発明により間接的にも幸せを享受してきた。

人類のすごいところは、個人単位の好奇心の無さを隠蔽する。

好奇心が強いAさん「魚についてもっと知りてぇぇ、けど資金がねぇぇ」
好奇心が弱いBさん「別に知りたくないけど魚キレイだよねぇ」
好奇心が強いAさん「イルカショー1000円でやります」
好奇心が弱いBさん「いいね、彼女連れて行くわ」

こうなることによって人類全体は好奇心が強いまま保たれる。

ここでBさんは魚には好奇心が弱いかもしれないが動物には好奇心が強い。

好奇心が強いBさん「動物についてもっと知りてぇぇ、けど資金がねぇぇ」
好奇心が弱いAさん「別に知りたくないけど動物かわいい」
好奇心が強いBさん「猿の芸1000円でやります」
好奇心が弱いAさん「いいね、子供連れてくわ」

ってなって人類全体は好奇心が強いまま保たれる。

人類の持つ「好奇心を満たすと幸せ」機能にイルカショーは欠かせない。

欠かせないが、イルカショーは動物虐待かもしれない。

人類とはどんな残虐なことをしても自分の好奇心を満たさずにはいられない凶暴な種族だ。好奇心は人間の機能なので抑止することは脳みそをいじくらないとできない。


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のろさとし | 実業家 | 製造業 | システムエンジニア
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