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仕事は楽しくやるべきなら、外科医も楽しくやるべきなのか

仕事は楽しくやるべきだ。

なぜなら、人生の半分を過ごす場所だからだ。1日を3で割ると8時間だ。睡眠、仕事、プライベートで分けられる。睡眠を抜いて残りの半分が仕事。

定年やお休みがあるので、厳密には「1日の半分」なのだが、現役の人たちの体感としては「人生の半分」で良いだろう。

人生の半分も費やすのだから、仕事中「責任があるので」とか「仕事なのできっちりやります」とか肩肘張らずに、楽しむことを優先しよう。

以上!


「‥まてまて、終わらせるなし!」

え?

「ジャンボジェットの機長は!?ヘラヘラしてたらダメでしょ!」
「命を扱う外科医が楽しんでたら不謹慎極まりないでしょ!」

確かに。

機長や外科医は人の命を預かっている。
そんな責任のある重大な仕事を楽しんでたら、不謹慎な気がする。

「この抗生物質効いたぜあぶね~」とか、
「死んじゃったか~くっそ~次こそ頑張ろ」とか、
不謹慎極まりない気がする。

が、しかし、やはり楽しむべきだ。なぜなら嫌々やってはいけないからだ。

「この抗生物質効いたか…良かった…まじで責任きつい」
「亡くなられた。僕が執刀しなければ死ななかったんじゃないか‥」

とか言っていたら、リスクのある患者から逃げるようになるかもしれないし、スキルも向上しない。

さらにはそんな精神衛生の悪い仕事、持続可能性が低いことこのうえない。誰もやりたがらないし、やっても長続きしない。これは医学が進歩しない原因にもなる。

なので、不謹慎でも楽しんでいいのだ。

自分が患者だったら、「ちょりーす!うわぁこりゃひどい、治せるかな(笑)なんちゃって!やってみるよ!」みたいな医者に診てもらおうと思う。

やっぱちょっと怖いな…




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