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しなくてもよい。どうしてもしなくてはいけないなら、シナジー効果をよく考えて選ばないと効率が悪い。

昨今副業しよう副業しようと良く聞こえてくる。世間は副業の訴求の嵐が吹き荒れているようだ。

それと同時に、ライフワークバランスも声高に喧伝されている。一方では「あんまり働かないで、家庭も大事にね」と言っているのに、「仕事一個じゃわりにあわねぇ!副業しよう!」とも言われている。なんだかはちゃめちゃだ。

これはきっと、「本業でしこたま残業!」という選択肢しかなかったものを、

「とりあえず残業なくすけど、働きたい人は副業で働いてください。働きたくない人はこれを機に家庭を大事にしてください」

という二つの選択肢を設けるための訴求と受け取れる。

社会は「ライフワークバランス」と「副業しよう」という二つの訴求によって「本業でしこたま残業!」しかない選択肢を改善しようとしていると言えるのだ。

「よし!俺は働きたい勢だ!副業しまくるぞぉぉ!まずは副業でググって1番上に出てきたものからやろ」

待った!それは非常に効率が悪い。そんなことするくらいなら会社にお願いして残業させてもらった方が良い。なぜなら、シナジー効果の見積が甘いからだ。

シナジー効果とは、

シナジーは、「複数のものがお互いに作用し合い、効果や機能を高めること」という意味で、元は薬学や生理学、生物学分野の専門用語でした。 しかし現在では、「シナジー効果を得る」「シナジー効果をもたらす」といった文脈で、ビジネスシーンでもよく使われています。

だそうだ。二束のわらじは基本的に効率が悪い。あぶはち取らずってやつだ。

例えば、「お手玉」と「ベーゴマ」をめちゃくちゃ練習したとして、「お手玉選手権に出た時、必ず「お手玉」に専念した選手に負けるだろう。これは「ベーゴマ」選手権に出た時も同じだ。

なので、基本的に「本業」に専念した方が良いのは当たり前だ。

「そうは言ってもよ、残業とかさせてくれないのよ」

わかる。なので、副業は本業と関係している分野にするのが良い。

例えば、「お手玉」の選手が本業なのであれば、「お手玉教室」をやったり、「お手玉ブログ」をやる。と言った具合だ。

システムエンジニアなら、ココナラで簡単なShellスクリプトを請け負ってみたり、製造業なら図面を代筆してあげたりといったことだろう。これなら本業と副業のシナジーが大きいので、効率よくスキルアップやお金稼ぎが出来る。

どれだけシナジーが大きいかの観点で、副業を選ぼう。

次回、副業選びの失敗談をお届けする。


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のろさとし | 実業家 | 製造業 | システムエンジニア
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