根拠のない自信を持て、は本当か
まぁまぁ本当だろうが、ナルチストと紙一重である。
「根拠のない自信を持て」という指南を受ける時は大概恋愛の話の時だろう。昔、イタリア人はこの能力を持ってるからモテるのだと聞いたことがある。
これはまぁまぁ本当だろう。根拠が無ければ自信を持ってはいけないのであれば、僕を含め根拠に乏しい人達はずっと女性の前でモジモジして、「なんだか頼りない人ね」と言われ続けるしかないのだ。
なので、「根拠なんかなくても自信満々で行こうぜ!とりあえず堂々としてたらモテんだから!」
という苦肉の一手と言える。なんだか苦し紛れな気がする。
そもそも「根拠のない自信を持つ」とは、「なりたい自分」と「本来の自分」が乖離している状態と言える。この定義は「ナルチスト」と同じだ。
例えば、ベーゴマなんかやったことないやつが「ベーゴマ俺めちゃくちゃうまいぜ!」と言っている感じだ。
全然ブサイクなのに「俺ってイケメン」と思っていることだ。
これらはナルチストと言える。
そして、よくご存じの通りナルチストは「うさんくさい」のでモテない。早々と見限られる。
じゃあじゃあ、いったいどうすればよいのか考えてみた。
「根拠のない自信を持つ」と「ナルチスト」の隙間を突く!
「根拠のない自信を持つ」とは、「Aが出来なくても、堂々としている」である。
「ナルチスト」とは、「Aが出来なくてもAが出来ると言い張る」だ。
この微妙な違いの隙間を縫うように攻めるのだ!
つまり、Aができるかどうか試されているときに、全然できないのにヤケに堂々としてればいいのだ。
この時Aができるぶってはいけない。その瞬間ナルチストに転落する。
女性はきっと「この御仁、Aができないのに堂々とした態度、なんだか惹かれるわ、もっと知りたいわ、きっとA以外のBやCを難なくこなす能力を持っているんだわ。」
となるだろう。
そして次のデートでBができるか試されるシチュエーションになった時、やはり全然できないのに堂々としよう!
この時絶対Bができない言い訳をツラツラ述べてはいけない!ひたすら堂々としているのだ!
そうなると女性は「AもBもできないのになんなのこの威風堂々たる立ち振舞‥これはきっとCだけじゃなくまさかのDができるんだわ!そうに違いない!」
となる。これをどんどん繰り返していくうちに、「好き」になってもらうのだ。
好きになられたらこっちのもんだ、恋愛は理屈じゃないので、「EができまいがFができまいが知ったこっちゃないわ、愛してるもの!」となる。
AからZまで、何もできないにもかかわらず、うまくナルチストにならずして根拠のない自信でHができたのでした。
まさかの下ネタで終わります。恐縮です。