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文句ばっかり言う奴にならないためには
一緒に代替案を提示する。
文句かそうじゃないかを分けるものは代替案の有無だ。
「いくら少子化対策とはいえ外国人のせいで日本は治安が悪くなってる!」
という意見が文句になるかならないかの違いは、その後に代替案の提示があるかないかにかかっている。
「いくら少子化対策とはいえ外国人のせいで日本は治安が悪くなってる!」
「じゃあどうすればいいの?」
「じ、自分で考えろ!」
はい、この人は「文句ばっかり言う人」だった。
「いくら少子化対策とはいえ外国人のせいで日本は治安が悪くなってる!」
「じゃあどうすればいいの?」
「田舎を立ち入り禁止にして都市部集中にすれば良い!」
おお、この人は代替案を持っていた。文句ばっかりではない。
代替案の良し悪しはあれど、ちゃんと代替案を持っていれば「文句ばっかりの人」の汚名は返上できる。
なので、文句ばっかりの人は「じゃあどうすればいいの?」って言われるシミュレーションをしておこう。
「残業ばっかりさせてクソだなうちの会社」
「じゃあどうすればいいの?」
「うっ」
はい、「うっ」ってなったから文句だ。
「あのクソ上司なんもしなくてまじ要らん」
「じゃあどうすればいいの?」
「殴る」
うーん、妥当性に疑問はあるが一応代替案をもっているので少なくとも文句ではない。
こんな感じだ。
以上を踏まえて、会社の話をしよう。
会社という立場から見ると文句が聞こえてくるのは嬉しい。風通しが良い証拠だし、その文句はイコール問題とも言えるので対策もできる。
ただ、文句ばかりの人というのは、結構いっぱいいるので替えがきいてしまう。個人としては文句ばかりの性格は生きにくい。
さらに、会社は文句も求めているが、代替案はそれ以上に求めている。(良し悪しに関わらず)代替案を提示できる人は少ないので、代替案を提示できる人間になったら食いっぱぐれない。
文句が思いついたら代替案もセットで考える訓練をしていこう。
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