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仕事で悩んでるときやること

仕事で悩んでるときよく、「宇宙から比べたら自分の悩みなんてどれだけちっぽけな話なんだよ」って思うことで少し救われるみたいな話がある。これは本当にその通りだ。

気の遠くなるような広さの宇宙空間の中の片隅で、伝票整理がうまくできなくて上司に怒られている自分がいるのだ。確かに滑稽でバカバカしいと思うに十分な状況だ。

でも、「宇宙の広さ」と比べる話はいささか乱用し過ぎで食あたり気味ではないだろうか。こういう感情を揺さぶる話には新鮮さも大事だ。別のベクトルで伝票整理がどれだけくだらないかを表現してみたい。

ウラムの螺旋

素数は1と自分自身でしか割れない数だ。例えば、

1は、1と自分自身でしか割れないから素数
2は、1と自分自身でしか割れないから素数
3は、1と自分自身でしか割れないから素数
4は、2でも割れるから素数じゃない
5は、1と自分自身でしか割れないから素数

みたいな感じだ。素数を並べると、以下のようになっている。

この素数という数は、予測不能で、次に出てくる素数は何かを求める公式もなく、ゴリゴリ気合で割りまくって求めるしかない代物だ。

この数式「1,2,3,5…」という素数の数列は完全にランダムなのか、はたまた、何か規則性があるのか、それすら分かっていない。無限に続くってことくらいしか分かっていない。

だが、ウラムっていうおっさんが学会に参加しているときに「なげーな、まじたるいな~」って思いながら以下のようにらせん状に素数を並べてたら、変な模様が浮かび上がってきた。

Excelで簡単に書けるので書いてみた。


なんだか斜めの直線が良く見えるようになってくる。これをもっと進めると、以下のように斜めの線が良く見えるようになってくる。

これは不思議だ。僕達には一見なんの法則もない数値の並びが、らせん状に並びを変えるだけで、何か法則のありそうな直線の柄が見えてくる。なんでこんな柄が出てくるのかは分からない。

なにか人間が理解できない、もっと階層が上のレイヤーに何かが存在しているような気さえする。僕達が生きているこの世界は、僕達の理解できない法則で構成されているように思えてくる。

そんな世界で僕達はいろいろな悩みにさいなまれて生きている。どうだろう、宇宙の広さを使わないで日頃の伝票処理がバカバカしくなれたのではないだろうか。

この"ウラムのらせん"、もっと進めていって、ある数を全ての数値に足すと、以下の画像が浮かび上がってくる。

嘘だけど、出てきたらもう明日仕事辞めてもいいよね。


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のろさとし | 実業家 | 製造業 | システムエンジニア
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