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「俺、年収1000万だぜ」と嘘をついて意中の彼女をものにするか
しよう。
「嘘をついてまで付き合う必要はない」とか、「不誠実だ」とか、「後でバレた時にフラれる」とか、そんな理由でこの手法は敬遠される。
だが、いい。嘘をついてもいいから彼女をものにしよう。
※もちろん嘘をつかなくても付き合えそうな見積なら、嘘をつく必要はない。
基本的に、恋愛は理屈ではない。
誰しもが恋愛中に以下の質問コーナーが一度は訪れるだろう。
「なんで私のこと好きなの?」ってやつだ。
これの答えはだいたい以下のような感じだろう。
「うーん、分からないけど、大好きなんだ」
といったところだろうか。
さて、「うーん、分からないけど、大好きなんだ」は、額面通り受け取って良い。好きというのに理由はない。理由がないことでランダム性を生み、子孫に多様性が生まれ、種族の持続可能性を上げる方式を人類は採用している。メカニズムは長くなるので以下を参考にしてほしい。
つまり、「金持ち」や「社会的地位」といったものは入口でしかなく、「恋愛」というステージに入ってからはあまり意味を持たなくなる。
なので、嘘をついて付き合ったとしても、十分愛を深めた後なら、その嘘を正直にゲロったとしても愛はそのままである可能性が高い。
下品な言い方をすると、「嘘つこうがなんだろうが、好かれたらこっちのもん」なのだ。
「いやいや、可能性が高いだけでしょ!フラれるかもしれんやん!」
確かにそうだが、「好き」という感情に理由がない以上、「好き」という気持ちを引き出す明確な方法はない。そうなってくると一番大事にしなくてはいけないのは「機会数」だ。
恋愛が成就する機会とは、「自分が相手を好きになる機会数」と「相手が自分を好きになる機会数」に分解できる。
「自分が相手を好きになる機会数」は嘘でコントロールできないが、「相手が自分を好きになる機会数」は嘘でコントロールできる。
嘘をつかないと得られない機会なら、嘘をついてその機会を得た方が恋愛が成就する可能性は高くなるということだ。
昔、弊社に勤めていた障碍児を持つシングルマザーから「彼氏ができない」ことを相談されたことがある。彼女は嘘はいけないと必ず前段階で自分の現状を相手に伝えていた。
僕は「隠して婚活しろ」と助言したのだが、これがまた社内で炎上した。やれ最低だやれ非道徳だとクソミソ言われたが、押し通した。
僕の言うことを額面通り捉えて「はい、隠してみます」と素直に受け入れたその女性もその女性だが、今は子供と彼氏と3人で仲睦まじく暮らしている。
良いことしたな。嬉しい。
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