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「直観に従え!」はあっているか

直観に従わないべき時は「考えられる時」である。
直観に従うべき時は「悩むしかできない時」である。

ここでまず「考える」と「悩む」の違いを定義しておく。

  1. 「考える」はインプットがある状態

  2. 「悩む」はインプットがない状態

    1.「考える」は、インプットがある状態。

例えば3人と浮気していて「どの人と結婚しようか」と思っている時、これはインプットがありまくりだ。

収入、ホスピタリティ、理性的かどうか、などなど、その3人のパラメータを上げ連ねて総合ポイントで優勝した人と結婚すればよい。
こういうときは考えるべき、つまり直観に従わないときだ。(それと同時にひどい話だ)

  2.「悩む」はインプットがない状態。

例えば初めてお付き合いした人と「結婚していいのだろうか」と思っている時、これはインプットがない。比べる相手(これから恋仲になる人間)が未来にいるからだ。未来にいる相手の情報を得ることはできない。
こういうときは悩むしか方法がない。つまり、直観に従うべきだ。


「悩むときは直観ね、わかった。じゃあ考える時はどんくらい考えればいいのよ」って話だが、考えれば考えるほど、問題解決の精度は上がってくる。これは当たり前で良いと思う。60分の試験時間の入試を1年かけて解けば満点に近いのではないか。

考えた時間と良い結果の確率の関係

なので時間ギリギリまで考えるべきだ。

逆に、「悩んでる時間も長ければそれなりに良い結果出るんじゃないの?」という意見もありそうだが、そういうことはない。例えば、投げたコインの裏と表を当てるゲームはインプットがないため「悩む」しかない。このコインを時間をかけて一生懸命悩んだところで、良い結果が出る確率は変わらないのは自明だ。

悩む時間と良い結果の確率の関係


ただ、「悩む」も実は、「ひらめき」というイベントがあったりする。
誰も考えも及ばないパラメータを発見しちゃうような時だ。なのでひらめきという薄い勝ちにかけるギャンブルをしてみるのもよいが、なかなかおきないイベントだろう。

例えば、、、


いや、ひらめきの例がひらめかない。

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のろさとし | 実業家 | 製造業 | システムエンジニア
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