自分への先入観に注意。
他人に対してとか、物事に対して先入観を持たない方がいい、ということは良く言われますし、実際気を付けている人も多いと思います。
一方で、「自分自身への先入観」については意外と放置してしまっている人が多いのではないでしょうか。
・自分はこういう人間である
・だから、こういうことは向いていない、できない
・自分はこんな風にはなれない
自分をプラスにしてくれる先入観ならいいのですが、上記のように自分に制限をかける、いわばリミッターとしての先入観がないかどうか、少し注意が必要です。
特に知識やロジックで思考することに慣れている人、いわゆる「優秀」「デキがいい」人ほど、その知識やロジックでもって自分への先入観が固まっていることがあるように思います。
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ではどうすればいいかというと、まずは純粋な興味好奇心に立ち返ること、そのためには、自分は、「これまで自分が思っていた以上にカッコいい、いけてる」という視点から再度見てみるということになるでしょうか。
そして、着たことがない服を着て見るとか、行ったことのないイベントをのぞいてみるとか、無理のない範囲で、今までにリミッターが押さえ込んできたものに触れてみるのです。
これは、自分と他人との関係にも当てはまります。
・自分が付き合う人はこういう感じの人だ
と言う風に、知らず知らずのうちに先入観による縛りが入っていたりします。実は、さらに思いがけないほどにステキな出会いがあるかもしれないのに。
急に全てを取っ払うのは難しいかもしれません。
まずは自分が持っている「これ、先入観じゃない？」ということを１つずつ洗い出してみること。
そして、今までの枠ではありえなかったことを、ちょっとずつやってみること。外に出るだけでなくてもいいです。自宅でできることだって、いい。
そうすることで、世の中に振り回されない自分だけの幸福感に、近づいてゆくことができます。
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