2017年1月1日　ブラザーポテト「マインドフルになるための6つのポイント」

2017年年明けにブラザー・ポテトが教えてくれた、マインドフルになるための6つのポイントをみなさんと共有したいと思います。

①身体で感じる
身体的な感覚を通して認識をする。例えば呼吸をする時に鼻に空気が触れる感触を感じる。まずは自分の身体感覚に意識を向けることが大切。

②より集中をする
息を吸い、息を吐くことに焦点を当てて集中力を高める。一点に集中する。

③心と身体を統合する
息を吸い、息を吐きながら自分の身体全体を感じる。自分自身が完全に身体と共にある。感覚が明確になり、景色や音がはっきりする。マインドもクリアになる。

④探求する
自分の外側と内側に何があるのか探っていく。そのためには好奇心が必要。義務感や無理をするのではなく、「どうしてなんだろう？」という気持ちから深く掘り下げていく。

⑤洞察がやってくる
自分の外側や内側をクリアなマインドと感覚で探求すると、洞察がやってくる。考えなくてもどうしたらいいのか、やなぜなのかが分かる。それは自然と浮かび上がってくるもの。

⑥手離す
自分が何かを思いついて理解を深めたら、それを手離す。なぜなら全てのものは無常だから。それが良い洞察でも、執着することはできない。それが本当に良い洞察だったらあなたのものになっているのだからこだわる必要はないし、それにこだわれば他のものが見えなくなってしまう。考えてみてわからないことも手離す。いつかわかる日がやってくるかもしれないし、こだわらなくて良い。

①②③は止まるための練習であり、④⑤⑥は深く見るためのものである。止まって、深く見ること、そして最終的にはそれを手離すことが大切。

（翻訳・書き起こし：Kumiko Jin）

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ティク・ナット・ハン「マインドフルネスの教え」
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