ちょっとだけ頑張るときってあるでしょ
復職するする詐欺をして、この人いつから復職するの…?という感じかと思いますが、あと少し復職までお付き合いいただければ幸いです。
休職してから、無理しないでね、とか頑張らなくていいんだよとか色々と温かい言葉を周りの人やnoteのコメントでいただいた。
今までがむしゃらに生きて、何事も頑張ります!という姿勢で生きてきた私にとって「頑張らない」ということはいまいちどういうことなのか、よく分からない。
ただ、復職するときはちょっとだけ、すこーーーしだけがんばろうと思う。
というか頑張らないとやっていけないように思う。
こういうことを書くと恐らく心優しい方は、そんなこと言わなくていいんだよ…!と言ってくださるかもしれないが、がんばらなきゃという義務感よりはそろそろ少し頑張りたいという自分の意志があってポジティブな感情だ。
ただ、残業をしたり、無理して一気に業務を引き受けたり、仕事から帰って一気に家事をしたりと、頑張りすぎることはしないように適度に手を抜きつつちょっとだけ頑張る。
このちょっと、が今の自分には大事な気がしている。
私は「カルテット」という数年前にやっていたドラマがとても好きなのだが、その中で満島ひかりさん演じるすずめちゃんという役が特に好きで、そのすずめちゃんのセリフの中で特に刺さったものがある。
「 ちょっと、ちょっとだけ頑張る時ってあるでしょ
住所をまっすぐ書かなきゃいけない時とか
エスカレーターの下りに乗る時とか
バスを乗り間違えないようにする時とか… 」
「 卵パックをカゴに入れる時とか 」
「 白い服を着てナポリタン食べる時… 」
これは恋愛についての話しているときのセリフで仕事には関係ない話なのだが、こういう何気ないけど生活の中でちょっと頑張るときの例えがすごく好きで見るたびにじーんと考えてしまうシーン。
こういうちょっと頑張る、が復職初期の自分にはきっと沢山あるだろうがそういう時に支えてくれる人やnoteでの温かい言葉や皆さんのことを思い出して少しだけ頑張ろうと思う。
今までの自分は「迷惑かけないように頑張らなきゃ…!」という周りのための頑張る、だったが今の自分の感情は「頑張りたい」というあくまでも自分のために頑張ろうとする感情で、そう思えるようになったことも大きな変化なのかなと思う。